2007/11/20 (Tue) at 8:05 pm

映画|ネズミゾンビ|Mulberry Street

マンハッタンでゾンビ化ウィルスがアウトブレイク。気合いのインディーズ監督ジム・ミクルはホラー業界のオロナミンAだ〜。

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マンハッタンでゾンビ化ウィルスがアウトブレイク。大手デベロッパーによってマンハッタンの表面がこぎれいに塗り替えられていく中、その地下ではトンでもない病原菌がウヨウヨだったという話。媒介したのは地下のドブネズミであった。ネズミに噛まれた者はネズミの肉を食するクリーチャーと化す。そして人を襲う。やがてゴミにまみれた死体が発見される。警察は原因不明の連続死体事件を追っている。気がついたら取り返しのつかない事態に大発展。警察の機能はマヒ。アウトブレイクだ。

マルベリー・ストリートの貧乏アパート住人たちはポリスに助けてもらえず、彼らは戦う武器さえ持たないが、元ボクサーの中年オヤジは拳イッパツのゲンコツ制裁でゾンビどもとせめぎあうのであった。グッチャグチャのゲロゲロである。ドライブ感のあるパニックシーンがよい。ゾンビたちの動きが速いのなんの。両手を伸ばしてスローモーにノコノコ歩くゾンビというのはもう古いんだな。さいきんのゾンビは死人のくせにドーパミンでまくりでウギャーと襲いかかってくるから逃げるほうもたいへんです。

ゾンビの動きが早くてたいへんといえば『28日後』『28週間後』を思い出す。だが、コピーキャットを見るような嫌なかんじはない。これはこれでいいじゃんか。キャラの描き込みが秀逸である。斬新なサウンドエフェクトとキャスティングが好感度高い。場所がマンハッタンの貧乏アパートという設定が斬新である。実際の話、大都市の地下というのはどんな病原菌が湧いているかわかったもんじゃない。NYの地下の下水道やアパートの地下でバイオ兵器顔負けのトンデモウィルスが培養されてたとしてもだれも驚かないだろう。マイナスポイントとしてラストだけが惜しかった。他にやりようはなかったのかな。スカッとしたラストだったらもっとよかったのに!

規制が世界一厳しいマンハッタンで新人監督がロケを敢行するっていうのはものすごい苦労があったんじゃないだろうか。売れてる監督はカナダにドッカーンと立派なセットをつくれるが、こっちはインディーズである。ジム・ミクルが Belgian Horror & Fantasy Festivalで語ったところによれば「俳優は全員友達でぜんぶノーギャラだった」そうである。気合いの一本だな。パチパチパチ。

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原題: Mulberry Street
別題: Mulberry St
邦題(カタカナ): 『ネズミゾンビ』
制作年: 2006年
公式サイト: "Mulberry Street" Official Site
制作国: アメリカ
制作スタジオ: Belladonna Productions
公開日: 2007年4月27日 (イギリス) (Dead by Dawn, Scotland's International Horror Film Festival)
2007年4月27日 (アメリカ) (Tribeca Film Festival)
2007年11月9日 (アメリカ) (After Dark Horrorfest)
imdb.com: imdb.com :: Mulberry Street
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
プロダクション・デザイン
アートディレクション
衣装デザイン
特殊効果(Special Effects)
視覚効果(Visual Effects)

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