映画|ゾンビ・アルカトラズ|Rise of the Zombies

ここはサンフランシスコ。

この世はゾンビだらけの終末世界。町じゅうに死体の山。こんな非常事態において、少数の科学者チーム + 武装男たちがアルカトラズにたてこもり、ワクチンの開発を試みている。しかし研究は進まず、どんづまり。

そこにゾンビどもが海を越えて押し寄せる。もはやこれまで。彼らはこの場所を放棄すると決める。が、科学者1名（レヴァー・バートン）だけが残ることになった。彼はひとりでも研究を進めたいと強く希望し、自らそのように決めたのである。

残りの者たちはお別れをいって、ラフトに乗る。海を渡って本土に上陸。すると、女科学者（マリエル・ヘミングウェイ）が寄り道をしたいというので、みなさんの意見は割れる。彼女がいうに、とある研究者がワクチン開発をやっており、そいつはチンパンジーの実験に成功したそうで、だから、そのラボに行けばいいことあるよ、という話なんだが、これは希望的な観測である。さっさと逃げるべきと主張する者（ダニー・トレホ）もいる。協議の末、ふたてに別れることにした。

と、まァ、いろいろあるんだが、結局のところ、ゾンビから逃げてわーわー！グログロ！ギョオエー！といういつものヤツであります。女科学者を守る兵士男にイーサン・サプリー。ダニー・トレホを慕う忠実子分にチャド・リンドバーグ。といったみなさんが登場します。

トレイラー動画

Rise of the Zombies (2012) trailer

邦題『ゾンビ・アルカトラズ』

追記。この映画は、邦題『ゾンビ・アルカトラズ』にて、2013年6月5日、日本版DVDが発売予定だそうです↓

• アマゾン - ゾンビ・アルカトラズ [DVD]

いつも日本版のリリース情報を教えてくれてありがとう！

感想

この映画は去年の10月にSyfyでオンエアされましたが、私は最近出たDVDを見ました。いつものヤツなんだが、Asylum制作のSyfyのテレビ映画にしては、かなりいいほうではないか。特殊メイクはがんばっているし、アクションがたくさんあって楽しいです。トレホアニキがゾンビになっちゃう場面もあるよ。

でもさ、『The Walking Dead』以降、この手の低予算のゾンビ映画はやりづらい感がありますよね。テレビドラマであれだけヤラレちゃったから、コレ系の映画の立場がないです。ウォルマートに潰される地元商店みたいなもんかね。なんて一瞬思ったけど、ちょっと違うか。AMCだって必死でつくってるわけだから。どっちにしても、ここらへんはそろそろ頭打ちかなあ。といいつつ、懲りずにこれからも出てくるんだろうなあ。なんて思いながら鑑賞しました。

ところで余談ですが、この映画に出ているマリエル・ヘミングウェイは、その昔、ウディ・アレンの『マンハッタン (1979)』に出てたんですよね。懐かしいですなあ。年食ったなあ。

DVDのオマケ

ニック・ライオン監督

• Making Of Featurette
• Gag Reel

この映画のDVDは英語字幕つき↓

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