映画|エイリアン・ライジング|Unearthed

ニューメキシコの砂漠の中の小さな町に凶悪クリーチャーが出現。ガソリンスタンドは一軒しかなく、到着予定だったタンクローリーが道の途中でバケモノに衝突した。車両は横転。町への燃料供給が途絶えたのでだれも町から出られなくなった。ここは田舎町なのでガソリンがないってことは完全に足を失ったも同然なのだ。クリーチャーは巨大で、動きがメチャ速く、外殻は強固であり、カマキリみたいな残虐ハンドを持つ。補食本能が強く動くものすべてを殺したがるバケモノだ。壁や天井、クルマのボンネットなんかはバリバリ破って侵入してくる。

※感想

アナサジっていうネイティブアメリカンの部族は900年前に干ばつによって絶滅したことになってるが、じつはこのモンスターに全滅させられたのだったという話が明かされて、このモンスターの弱点を探してどーのこーのという進展があるが、早い話、数人の男女がギャーギャーと逃げながら戦うだけの話である。主人公はエマニュエル・ヴォージエ演じるアル中の女シェリフ。凡庸なクリーチャー映画だが、低予算にしては特殊撮影はよくできていると思う。クリーチャーが出てくるシーンは画面が揺れて一瞬だけバケモノの体の一部が映るというパターンが多用されるので見てるこっちはいらいらするが、この種の映画だからしょーがないかと我慢しつつ見続けたらば、このクリーチャーはおなかに小さいスパイダーみたいなヤツを飼ってるってことがだいぶあとになってからわかった。カンガルーのお母さんみたいにおなかにポケットがついてるみたい。それがダダーと出てきて人を襲うの。大小の敵が二手にわかれて攻めてくる。あれはかっこいいな。多くを期待すると失望するだろうが、ホラーファンはとりあえず見よう！トレーラーをどぞ↓

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