2012/12/16 (Sun) at 10:02 pm

映画|オーディション・テープ|Slaughter Creek

スナッフテーマのモキュメンタリ低予算ホラー映画。マリッサ・ジョイ・デイヴィスジャスティン・ヘンリー。監督ブライアン・スキバリアム・オーウェン。2011年。

オーディション・テープ / Slaughter Creek DVDDVD画像

1994年。テキサス、オースティン。

マットなる男(ジャスティン・ヘンリー)が、ドキュメンタリ映画をつくろうと思いつく。テーマは『アメリカのポルノ業界』。彼は元恋人の女(アジャ・ポロック)と、友達男(Ray Rosales)を誘ってチーム結成。

さっそくポルノ制作の現場を取材開始。女優さんをインタビューする場面では、マットがデレデレするので、元恋人の女がやきもちを焼いたりする。

そうこうするうち、19歳のカワイコちゃんのアネッサさん(マリッサ・ジョイ・デイヴィス)と知り合う。彼女はポルノ未経験で、いまはオーディション巡りをやっているそうな。マットは彼女に多大な関心を示す。

「右も左もわからない19歳の娘がポルノ女優になり、ヒデー現実を知る過程を追うドキュメンタリ」なんて、スゲーいいじゃん。彼女に密着取材をしよう。やろうやろう!

とうれしげなんだが、残りのふたりはノリが悪い。あんな小娘にくっついていいことなんかあるもんか。おまけにギャラを払うなんてバカじゃないのか。

なんて反論が出て、事態は紛糾する。アネッサさんに払う500ドルを巡ってケンカになり、このまま空中分解かと思われたが、マットはふたりをどうにか説得した。

後日、アネッサさんから「オーディションにいくことになったから取材する?」と連絡があり、3人は同行することになった。彼女が面接する相手はポルノプロデューサーのスコット・ロバーツなる人物なんだが、これがヤクザかなにか知らないが、ものすごく怪しい雰囲気である。

彼女が面接を受けているあいだ、3人は建物の外で待つ。まんじりとしないかんじ。ドキュメンタリのためとはいえ、若い娘がポルノに身を落とすのを黙って見ているのはいかがなものか。ま、しかし、現実は厳しいのである。ここはプロに徹するのが肝要であろう。

なんて考えていたのかどうか知らないが、3人がおとなしく外で待っていたら、しばらくして彼女が出てきたのだが、ようすが普通でない。なにか嫌なことをされたんだな。まぁ、ポルノだしな。と思ったら、彼女はものすごく興奮し「もうドキュメンタリはやめます」といいだすのである。

マットは時間を置いて説得しようと思っていたんだが、この日を境に彼女は失踪。マットはいてもたってもいられなくなり、彼女を面接したプロデューサー氏の家にいってみる。ノックしても誰も出てこないから、不法侵入。他のふたりは「おまえ、やりすぎ」と止めるが、彼は止まらない。

家の中でビデオテープを発見。ナンじゃこれ。と思ったら、誰かに「おいコラ」と怒られた。やべー。逃げる逃げる。ふぅ。あぶなかったー。3人はひーこらいって逃げ帰り、盗んだビデオを再生してみた。したら、そこに出てきたのは、凄惨極まるスナッフビデオであった。ひぃ。

トレイラー動画

Slaughter Creek (2011) trailer

感想

よかったところ↓

  • 後半のスリリングな展開はけっこうおもしろい。
  • インディーズ臭い無名俳優ばかりだが、その割には演技オッケー。

わるかったところ↓

  • ゴアゴアぜんぜんナシ。
  • 刑事の取り調べ場面はいらないとおもった。
  • 脱力オチにトホホ。

上のあらすじでは割愛しましたが、この映画は、マットが血塗れでいるところを発見され、警察に取り調べを受ける場面から始まるのです。彼はスナッフビデオを所持していたことから、犯人と疑われる。

「ちがうんですよ、刑事さん」つって彼の独白が始まる。過去の出来事が明かされる。という方式なんだが、これがよくないのではないか。普通に時系列で進行する方がよかったような気がする。いいところもあったから、惜しいなって思う。

前フリが長いが、そこはまぁいいです。うだうだとした日常風景を退屈に感じるひとが多いかもしれないが、私はそう嫌いじゃない。500ドルの出費を巡って3人の大人が嘘をついたり怒鳴り合いをしているなんて、インディーズ臭くていいじゃん。500ドルって金額が妙にリアル。

んで、ネーチャンが行方不明になり「わるもんはスナッフやってるのか?!彼女は殺されちゃったのか!」とわかると、ぐわーんと盛りあがる。敵はいきなりショットガンを発砲してきたりして、すごくおっかない。いいかんじ。でも、ラストがなあ。惜しかったなあ。

ま、上等なもんは期待せずに『ウィークエンダー』の再現フィルムを見ているような調子で眺めていれば、けっこう楽しめる。くらいかな。

思い出したのでついでに書きますが『ウィークエンダー』っておもしろかったですよね。オッサン世代のひとは知ってると思うのですが、昔、へんなテレビ番組があったのですよ。あんないかがわしいものを茶の間でコタツに入って家族で仲良く見ているという、その状況というものが、なんともいえず、いい時代だったなあと懐かしく思い出されます。遠い目。

この映画のDVDはオマケなんにもナシ。字幕もナシでした↓

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原題: Slaughter Creek
邦題(カタカナ): 『オーディション・テープ』
制作年: 2011年
制作国: アメリカ
imdb.com: imdb.com :: Slaughter Creek

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