映画|レイド・トゥー・レスト|Laid to Rest

女の子が目を覚ましたらそこは棺の中だった。ウギャーとわめいて自力脱出。と思ったら、気味悪い黒メタルガイコツのマスクをしたキラーに追われてウギャー！必死顔でランナウェイ。やっとこさ敵から逃れて、寂しい夜道を歩いてたらトラックが止まった。運転するのはいかついヒゲオヤジ。「いよーねーちゃん」といわれて「またまたヤバいんじゃ？」と涙目になったが、このおじさんはいい人だった。ヨカッター！

おじさんの家にいったら、レナ・ヘディ演じるきれいな奥さんがいてめんどうをみてくれた。さていったいナニがあったの？どうしたの？と聞かれたら、彼女はなんにも覚えていないのだった。名前もわかんないし、どうやってさらわれたのかもわからない！どうしたもんだかと思ったら、またまたドクロキラーが執拗に追いかけてきて、善人夫婦も巻き込まれる。このキラーは肩にビデオカメラをつけている。スナッフマニアのキラー？

※感想

キラーはさんざんひとを殺しまくるが、その最期はじつにあっけない。ナンじゃソレ〜なオチで死んじゃったけど、それはそれとしてまぁまぁおもしろかった。これがホラーだもんくあっかというかんじで。

この映画には、レナ・ヘディとトーマス・デッカーというターミネーター・コンビが脇役で出てくるからドラマファンは注目だ。レナ・ヘディの役どころが、彼女にしては意外なキャラだった。彼女はシリアスな役柄が多いと思うんだけど、この映画ではアーパーそうな善良奥さんである。かわいかった。へー。こういう役もやるんだな。と思ったら、監督のロバート・ホールは『ターミネーター: サラ・コナー・クロニクルズ』の特殊メイクをやってるひとなのだった。ああ、そうか。そういわれてみると、ドクロマスクのキラーとターミネーターは少し似ている気がする。

特殊メイクが本業のひとが監督をしただけのことはあり、殺傷描写は秀逸イテテである。ノコギリ歯のナイフで人間の首をグリグリ。うぎゃあーああーーーーー。ロッキンな音楽に、こわいキラー、血糊満載の残虐シーン、ウゲーーーーーと絶叫する女の子、これだけあればいいんだよホラーなんだから。という見本みたいな映画。

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