2011/6/25 (Sat) at 5:40 am

映画|マシンガン・シスター|Nude Nuns with Big Guns

怒りの尼さんシスターがわるもんギャングに復讐するエクスプロイテーション・アクション映画。Asun Ortegaデヴィッド・カストロ。監督ジョセフ・グズマン。2010年。

マシンガン・シスター / Nude Nuns with Big Guns DVDDVD画像

どっかの小さな町。

教会の神父様と地元のヤクザ(デヴィッド・カストロ)が手を結び、悪行三昧やりたい放題。教会の修道女たちはヤクの密売工場でドレイのようにコキ使われ、若いネーチャンは売春宿に売られる。反抗するとヤク漬けにされ、変態サディスト客のオモチャにされちまって、ズタボロのボッコボコ。もう涙も枯れました。

かわいそうな修道女たちは、逃げることも反抗することもできず、ヤクザのいいなりになっているのであるが、シスター・サラ(Asun Ortega)は絶体絶命のピンチから奇跡的に脱出する。彼女は「神様の声を確かに聞いたわ」つって、おめめきらきらとなり、悪人どもを皆殺しにすると誓う。神様印の大きな拳銃を両手に持ってズズガガー。

こわいもんなんかありはしないわ。神様がわたしを守ってくれる。汚らわしい男たちをこのわたしがブッ殺してやるわ。うりゃうりゃ!NO MERCY!!!!

She came in like a demon and vanished like an angel.

彼女は悪魔のように現れ、天使のように消え失せた。

エクスプロイテーション風味100%の尼さんシスター復讐映画。エッチとバイオレンス。安っぽい!

トレイラー動画

Nude Nuns with Big Guns (2010) trailer

感想

ジョセフ・グズマン監督の前作『リベンジ (2009)』は『Run Bitch Run!』なんてかっこいいタイトルで期待をさせといて、その内容はパッとしない駄作だったもので、ずいぶん落胆させられてしまいましたが、こちらの新作では進歩したように見えるからよしとします。

つっても、安っぽいですよ。タランティーノ、ロドリゲスのパクリ雰囲気が充満しているんだが、元々、エクスプロイテーションてのがくだらないものなんですから、まぁ、いいじゃないのというかんじで。

リベンジ (2009)』は筋書きなんかあるわけねーよ的な単純復讐話でしたが、こちらは上下左右の展開がある。敵がたくさんいるから復讐はすんなり進まないのですね。サラさんがおなかを撃たれてモーテルに逃げ込んだらヤクザに通報されてピンチになるとか、サラさんにはアンジェリーナさん(Aycil Yeltan)というレズの恋人がいるとか、そいつがヤクザに捕まってレイプされちまうとかですね、いろいろとイベントがあります。

主演のネーチャンもわるもん男もよかった。他のみなさんもオッケー。Xango Henryが演じたKickstandてのがおもしろかった。コイツはムキムキの黒人なんだが、レイパー要員なの。相手がババアだろうかネーチャンだろうが、イッパツお仕置きしたれ!と命じられると、有無をいわさずズコズコで、常時フル勃起してるみたいです。んで、最後は、いつものアレ、わるもん男のチンコをざっくりウゲェエエエとなります。

みなさん英語をしゃべってるんだが『マチェーテ』みたいにスペイン語のチャンポンが混じってくるのがエクスプロイテーション風で、punishを「プーニッシュ」なんて発音したりして、ところどころ聞き取りにくいです。でも、DVDの音声クオリティは並なので、なんとかついていけました。

万人向けとはいえないが、へんなもの好きなひとは気に入るんじゃないかなあ。

ナン系のエクスプロイテーション映画

ところで、尼さんシスターを題材にしたエクスプロイテーションは、nunsploitationなんていう言葉があるくらいで、60〜70年代映画のひとつのジャンルなんですね。そのことについて少し書こうかなと思ったら、良解説をしてくださっているページがすでにあった。以下のページは『ナンもの』映画について詳しく書かれてあって参考になります↓

Wikipediaにもあった。こちらは英語↓

私が子供の頃、成人映画専門の映画館の前に「修道女がどうした!」ていうエッチなポスターをよく貼ってありました。教会の尼さんてのは聖なる存在の象徴だから、それを抑圧し、ヒデー目に遭わせて、汚す、という点に、えもいわれぬ背徳的な悪華の香りがかもしだされるんですな。なんだかやらしい。

テレビドラマにも岸田今日子が尼さんのコスプレで出てくるヤツがありました。尼さんてのはポルノのカテゴリをいつしか超えて、その格好で出てくるだけで、なにかこう、妙な胸騒ぎを覚えるものだったです。

コレ系の低予算映画はいまもときどきつくられていて、最近見たヤツだと以下のヤツがよかった↓

こちらはお笑い系で、ロイド・カウフマンがローマ法王役で登場します。すごくおもしろいよ。

余談

ついでに余談ですが『Nun of That (2009)』のリチャード・グリフィン監督の新作がすごいんですよ。

The Disco Exorcist (2010)』ていうの。ディスコとエクソシストが融合したホラー映画なんだそうで。ぎゃはははははははははは。よくこんなくだらない映画をつくれるものだと、不肖、私、感服しました。そして、このジャケを見たら即注文しました。イエーイ!

The Disco Exorcist

すごいでしょ、これ。いったいなにを考えているんでしょうか。私らはよく「低予算だ低予算だ」と笑って見てますが、実際のところ、低予算映画ってどれくらいなんですかね。『低』の中にもピンキリがあるようですが、たぶん、どうだろ、この手の映画なら3、400万円くらいなのかな。

ここに「300まんえん」のお金があったとする。それを「ディスコとエクソシストの映画をつくってみるか」って、普通、思いつきますか。私なんか凡人ですから、Mondo MacabroのDVDをぜんぶ買い占めてみるか、くらいのことしか思いつかないです。それをね、こともあろうに、ディスコとエクソシストですよ。私、人生において、そういう神懸かり的な選択をする人間は、尊敬の対象に値するとおもいます。そういうひとはえらいんで、どんなに映画がつまらなくてもバカにする気にならないですな。

だからね、もうね、映画がダメダメでもいいですよ。とにかく私はこのジャケを手に取ってニタニタしたい!それだけ!

これもそのうちレビューを書きます。ジョン・トラボルタがカメオ出演して、腰フリダンスをやったら最高ですが、それはチョット無理かなあ。

その後、見ましたよ。おもしろかったよ。レビューはこちら↓

DVDのオマケ

  • Sort Film 'The Reverend Doctor Cleophas Alousius Doolittle'
  • Trailer

英語字幕はナシ。

Memorable Quotes

Chavo: Which of you nuns violat ed my first commandment?

Mr. Foo: What else did God tell you?
Sister Sarah: He told me he was going to test me. To see if I was worthy to take on his mission.
Mr. Foo: What kind of test?
Sister Sarah: I would have to show no mercy, even to someone who show mercy on me.

Father Carlitos: What happened to the priest?
Sister Angelina: Four shots. Forehead, sternum, shoulder, shoulder. Sign of the Cross.
Father Carlitos: What happened to the stranger?
Sister Angelina: She came in like a demon and vanished like an angel.

Chavo: Listen up. We have a vigilante on the streets, going around and killing bad guys. In case you guys forgot, we're the bad guys.

Sister Sarah: I'm not here to confess any sins. I'm here to commit them.

Chavo: Hey, Kickstand! Get your dick over here.. now!

Kickstand: I'll nail your ass as they nailed Jesus to the cross.

Chavo: We're going nun hunting!

Chavo: We're looking for a nun. A nun with big guns.
Halfbreed: You mean.. big guns like in big tits?

Butch: What are your sins, my precious sister?
Sister Sarah: I'm a fornicator.
Butch: Big fucking deal! Half of your pinguins are being poached by the preacher.
Sister Sarah: That may be true. But my sins of the flesh are that of the fair sex... We sin today. And ask forgiveness tommorrow.

Sister Sarah: I absolve you... of all your sins. But there's not penance for the hell bounds!

画像

画像をもっと見る (61枚)

twitterのご案内

当ブログをお読みくださり、ありがとうございます。twitterやってます。ホラー映画好きな方はフォローしてくださいませ。サイトの更新や新作ホラーの情報を随時流しています↓

Facebookのご案内

『復讐/リベンジ』テーマの映画

グラインドハウス/エクスプレイテーションおすすめ

ホラー映画 :: 洋画』の最近のエントリ

ホラーなブログの方はどうぞ
原題: Nude Nuns with Big Guns
邦題(カタカナ): 『マシンガン・シスター』
制作年: 2010年
制作国: アメリカ
公開日: 2010年9月24日 (アメリカ) (Arizona Underground Film Festival)
2010年11月3日 (アメリカ) (Santa Monica, California)
2011年7月19日 (フランス) (DVD)
2012年2月14日 (アメリカ) (DVD & Blu-ray発売)
2013年9月4日 (日本) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Nude Nuns with Big Guns
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
視覚効果(Visual Effects)
Makeup
謝辞

ホラーSHOX [呪](『ほらーしょっくすのろい』と読む)は新作ホラー映画のレビュー中心のブログです。たまに古いのやコメディ等もとりあげます。HORROR SHOX is a Japan-based web site, which is all about horror flicks.

 

すべての投稿 (1543)

CALL GIRL COMIC by DAIJU KURABAYSHIEL GIGANTE COMIC COMIC by DAIJU KURABAYSHI
HORROR SHOX - Horror Reviews, News