2011/6/7 (Tue) at 9:25 pm

映画|悪魔を見た|I Saw The Devil

恋人をブッ殺された男が犯人男に凄惨な復讐をするホラー映画。痛いかこのやろう苦しめ苦しめ苦しめもっと苦しめ!韓国。イ・ビョンホンチェ・ミンシクオ・サナ。監督キム・ジウン。2010年。

悪魔を見た / I Saw The Devil DVDDVD画像

雪の日の夜、善良カワイコちゃん(オ・サナ)がキチガイ殺人者(チェ・ミンシク)にとっつかまってブッ殺された。後日、バラバラ死体が発見され、遺族や恋人はオイオイと泣き崩れる。あー、かわいそう。

恋人をムシケラのように殺された男前アンちゃん(イ・ビョンホン)は復讐を決意。ジャック・バウアー状態でガガガガー!

単に殺すだけではぜんぜん足りない!彼女が味わった苦痛を味あわせてやる!極限の痛みを与えて、ヒィヒィいわせてやる!かんたんには死なせないぞ!うりゃうりゃ!痛いかこのやろう苦しめ苦しめ苦しめ苦しめ苦しむんだよもっと苦しめ!

トレイラー動画

I Saw The Devil (2010) trailer

邦題『悪魔を見た』

この映画は邦題『悪魔を見た』にて、2011年2月に劇場公開されましたが、私は、先月リリースされたUS版DVDを見ました。

公開されてすぐに劇場でご覧になったナマニクさんのレビューはおもしろいよ↓

> オマエの頭はメットか?ニット帽か?

はははははははははははははは。

感想

すごい!おもしろい!

この映画はとても長くて、2時間20分もある。リベンジもののホラーは単調なヤツが多いと思うんだが、これは最初から最後までハラハラドキドキだった。後半にきもちわるいカニバル夫婦(or 恋人同士?)も出てくる。なんだ、あのキチガイは!

復讐のアンちゃんは、シークレットサービスとかいってたが、そういう高級な警察官をやってるひとなので、犯人探しやら追跡やら格闘やらのプロなのです。そして、殺されたカワイコちゃんの父親は元刑事。

男は恋人の父親から前科者リストをゲットし、順番にとっつかまえて尋問する。運悪く当たった人違いの前科者にはキンタマ潰しの刑等を与えつつ、ストロングスタイルで突っ走り、やがて犯人を特定。ヒョイと捕まえる。ここまでトントン拍子。この映画は、卑劣な殺人者をいかに苦しめてやるか、という話がメインなので、犯人探しのパートはすぐに終わる。

ナマニクさんが「警察が無能だ!」と書いていたけど、ほんとにそう!こんなに簡単に特定できるんなら、最初から警察が捕まえろって私もおもったよ。

7 DAYS リベンジ (2010)』で登場した怒りのパパは、娘を殺した犯人に復讐するため監禁拷問をしたが、この映画の復讐男はちがうやり方をした。ボッコボコに痛めつけて、手首を折り、瀕死の状態にし、GPS + 盗聴機能つきの極小カプセルを飲ませ、逃がしてやるのです。

やがて犯人男はヨロヨロと起き上がり、やれやれヒデー目に遭ったなあ、と文句をいいつつ歩きだす。そのようすは復讐男によって逐次モニターされている。

犯人男がどっかでわるさをしようとすると、ガガーと出てきて、またまた痛めつける。こんどはアキレス腱を切断。また逃がす。んで、捕まえる。そしてヒデー目に遭わせる。その繰り返し。これが復讐男の復讐なんですな。

んで、このわるもんてのが、石橋凌にそっくりの中年オヤジなんだが、こいつが、もうね、ひどいやつなんだ。どこにいっても悪さばかりしやがる。びっくりするわ。逃げてるあいだにコイツが善行をやりだしたらどうするんだろう、と思って見ていたけれど、そんな心配は要らなかったです。わるいことしかしないから。

犯人男は人間が腐ってるうえに、キモが据わってるんですな。復讐男の意図に気づくと、おれに復讐するなんてくそったれめ!後悔させてやるわ!悪のパワーを思い知れ!わっはっはー!とばかりに反撃してきやがるの。

相手がこうくるとは、復讐アンちゃんも意外だったようです。彼の計算では、じくじくとヒデー目に遭わせ、命乞いをさせ、じわじわと殺すつもりだったが、映画を観てる私らもそういう展開を思い描くところなんだが(だよね)、それがよりによって、復讐の復讐をしてきやがるからびっくりする。

街を舞台に血塗れハンティングをやってるわけだから、無関係なひとがバタバタ死ぬ。でも、復讐のアンちゃんはあまり気にしてないみたい。多少は気にしているみたいだが、彼の中では完全に『二の次』になっちゃってる。彼のほうもだいぶ狂ってるとおもう。

DVDのオマケ

US版DVDのオマケはこれだけ↓

  • Deleted Scenes (24:50)
  • Raw And Rough: Behind the Scenes of I Saw The Devil (27:05)

『Deleted Scenes』はいい場面がいくつかあった。その中には、カニバル男の恋人(なのかな)のネーチャンと犯人男がナニするヤツもあった。彼女は台詞はほとんどなかったが、いいかんじだったですよね。こんなに気合いの入った濡れ場を演じたのに、本編ではカットされちゃったんだなあ。これではヤラレ損ではないか。そんなことおもわないのかな。

悪魔を見た 削除シーン

『Raw And Rough』はアクションシーンのメイキング。スタント専門のディレクターが出てきて、殴ったりケトばしたりする場面の振り付けをやっています。何度もケトばされる人がたいへん。バイクに追突するシーンは、けっこうな速度でぶつかっていたんだなあ。

タクシーの車内で格闘するシーンはすごく凝っていました。狭い車内で3人の男たちが暴れ回るところを、カメラがぐるぐる回って撮っているという映像なんだが、いったいどうやったらこんな絵が撮れるんだろうと不思議に思えるヤツなんだが、あれのメイキングもあるよ。

悪魔を見た メイキング

日本版DVDは8月リリース予定

US版のオマケはなかなかよかったんだが、2011年8月2日にリリース予定の日本版『悪魔を見た』DVD/Blu-rayはさらにオマケが豪華です。3種類のエディションが出るらしいよ↓

『イ・ビョンホン スペシャルBOX』てヤツはポストカードとかフォトブックがつくそうな。各エディションの詳しい違いは、アマゾンのページでご確認ください。上のリンク先にある価格は、このエントリを書いた時点のものです。あとから変わるかも。

日本版の『別エンディング』てのは、US版の『Deleted Scenes』の中にあった空港のヤツかな。あるいはまたなにか違うものなのかな。

ちなみに韓国版の3枚組ってのもある↓

私は最初コレを買おうかなと思ってたんだが、うだうだしているうちに安いUS版が出たからそっちを買っちゃったんですよ。

画像

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原題: Ang-ma-reul bo-at-da
別題: Eu Vi o Diabo
I Saw the Devil
Ma nägin saatanat
Encontré al diablo
J'ai rencontré le diable
Vidio sam vraga
Angmareul boatda
I saw the devil
Ujrzalem diabla
Video sam đavola
Я видел Дьявола
Seytani gördüm
邦題(カタカナ): 『悪魔を見た』
制作年: 2010年
制作国: 韓国
公開日: 2010年8月12日 (韓国)
2010年9月14日 (カナダ) (Toronto International Film Festival)
2010年9月18日 (スペイン) (San Sebastián Film Festival)
2010年10月16日 (スペイン) (Sitges International Fantastic Film Festival)
2010年11月29日 (イタリア) (Turin Film Festival)
2011年1月21日 (アメリカ) (Sundance Film Festival)
2011年1月29日 (フランス) (Gérardmer Film Festival)
2011年2月25日 (日本) (Yubari International Fantastic Film Festival)
2011年2月26日 (日本)
2011年3月4日 (アメリカ) (limited)
2011年3月26日 (香港) (Hong Kong International Film Festival)
2011年4月15日 (ドイツ) (DVD)
2011年4月29日 (イギリス)
2011年6月28日 (ロシア) (Moscow Film Festival)
2011年7月6日 (フランス)
2011年9月12日 (フランス) (Cinenasty)
2011年10月21日 (スペイン) (Barcelona)
2011年10月21日 (スペイン) (Madrid)
2012年4月13日 (スペイン) (Fanter Film Festival)
imdb.com: imdb.com :: Ang-ma-reul bo-at-da
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
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Makeup

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