2013/8/2 (Fri) at 3:15 pm

映画|ロード・オブ・ダークネス(ソウニー)|Lord of Darkness (Sawney: Flesh of Man)

500年前にスコットランドに実在したカニバルキラーの末裔がみんなをブッ殺して食っちゃうホラー映画。グロゴアあるよ。デヴィッド・ヘイマンサミュエル・フィーニーギャヴィン・ミッチェルエリザベス・ブラウン。監督リッキー・ウッド。2012年。

ロード・オブ・ダークネス(ソウニー) / Lord of Darkness (Sawney: Flesh of Man) DVDDVD画像

ここはスコットランド。

500年前に実在したカニバリストの狂殺人者、ソウニー・ビーン(Sawney Bean)は、一族郎党を率い、たくさんの人をブッ殺して食った。25年に渡り、近親相姦を繰り返し、家族を増やし、殺人を続けた。最後は、ぜんぶバレて、皆殺しにされた。

こんな狂一族の末裔が人知れず生き延びて、森の廃坑に隠れ棲んでいるんですよ。こわーい。

現代版ソウニー・ビーン(デヴィッド・ヘイマン)はタクシー運転手を装い、ちょくちょく町に出没する。犠牲者を物色し、とっつかまえて、自分ちに連れて帰って食っちゃう。相手が好みのカワイコちゃんだと生かしておくときもある。

ニタニタ笑いでカワイコちゃん(シアン・デノヴァン)をベロベロ。レイプしたり、脚にガブリと食いついたり、えんえんとオモチャにします。きもちわるーい。やめてー。きゃー。

彼には奇形の子分たちがいる。近親相姦のなれの果てなのだろう。頭の足りない子分たちをアゴで使い、王様みたいにいばっているんだが、廃坑の奥には、もっとおっかないバケモノがいる。ソウニーはこいつを『マザー』と呼んで、ときどき人肉を食わせている。本当に母親なんでしょうか。このバケモノは最後に「おりゃあアァアアア!」と姿を現します。

こんな物騒なキラーがホイホイ人をさらうので、町の人たちはこわがっているんだが、警察はさっぱり役立たず。ここで立ち上がるのが、正義感のあるジャーナリスト男(サミュエル・フィーニー)であります。

ある日、女性のバラバラ死体が発見されたんだが、偶然ながら、犠牲者は彼の恋人(エリザベス・ブラウン)の妹(Eilidh Nairn)だった。という局面において、男は、心を鬼にして、衝撃グロ写真のスクープ記事を出した。

それをやったせいで、恋人からは「あたしの妹を見せ物にしてまでえらくなりたいの?だいきらい!」なんてそっぽを向かれてしまうし、情報をくれた刑事(ギャヴィン・ミッチェル)からは「あれは出すなといっただろうが大馬鹿め」と怒られるし、もう散々です。彼としては「人々に真実を知らせねば」という断腸の思いでやったんですけどね。ま、でも、怒られてもしょうがないですね。

こんな不器用なジャーナリスト男が孤軍奮闘し、地道に調査を重ねて、カニバリスト殺人者の巣窟に接近していくというお話は、サスペンス的にもおもしろいです。

トレイラー動画

Sawney: Flesh of Man (Lord of Darkness) (2012) trailer

感想

この映画は、元々、『Sawney: Flesh of Man』というタイトルで、昨年2012年のFreightfestで話題になった後、UKでDVDが出たんだが、6月に出たUS版では『Lord of Darkness』という別題が与えられました。Sawney Beanというキチガイキラーの名前がアメリカ人になじみがないからでしょうか。Sawney Beanについて詳しくはWikipediaをどぞ↓

さて感想ですが、よかったですよ。『Hills Have Eyes (1977)』『The Woman (2011)』あたりの系統で、そこまでの傑作ではないが、かなりいいセンではないか。リッキー・ウッド監督はこれが長編デビューってことなんだが、なかなかのもんです。ゴアゴアは楽しく、キャラもよく、謎解き要素もある。最後はいかにもB級映画らしいオチで、ガオーと終わるんだが、まぁ、いいんじゃないの。

ソウニー・ビーンを演じたデヴィッド・ヘイマンがよかったなあ。じつにきもちわるい。彼はとにかく人肉が好きで好きでたまらない。人を食ってりゃ幸せなの。すぐにベロベロするんだよね。される方も仕事とはいえたいへんだよね↓

ねっちょりベローン!映画|ロード・オブ・ダークネス(ソウニー)|Lord of Darkness (Sawney: Flesh of Man) 画像

あ、ちょっと追記。「サスペンス的にもおもしろい」「謎解き要素もある」と書いたが、そこはあまり期待しないでもらいたい。そう大したもんじゃないですから。強調しすぎた。

US版DVDのオマケ

オマケはいろいろあるよ↓

  • Deleted Scenes
  • Outtakes
  • Trailer Gallery

英語字幕つき↓

Memorable Quotes

Sawney Bean: My flesh is meat indeed, and my blood is dring indeed.

Sawney Bean: We thought Charlotte was really sweet, really cute, and we also found her blood tasty as well. So what I did was I made a really nice stew out of her ears, out of her nose, out of the flesh of her face and her belly. Oh, threw them in some oil, some cloves of garlic and chili. She was... mwah! utterly delicious! You see, anyone can eat human flesh, you just have to make sure you wash it and garnish it well to avoid disease. Now I particularly like the thighs and the calves. They're my favorites, the muscles. I prefer the taste of women to men and I never eat hands or feet or testicles. Ugh. I mean, there was a time when food was scarce... I nearly had to try it.

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原題: Sawney: Flesh of Man
別題: Sawney: Flesh of Man
Lord of Darkness
Sawney - Menschenfleisch
制作年: 2012年
制作国: イギリス
公開日: 2012年8月24日 (イギリス) (Frightfest)
2012年10月31日 (スペイン) (San Sebastián Horror and Fantasy Film Festival)
2013年2月22日 (イギリス) (Glasgow Film Festival)
2013年2月23日 (アメリカ) (Twisted Celluloid Film Festival)
2013年3月28日 (フランス) (Mauvais Genre Film Festival)
2013年6月25日 (アメリカ) (DVD)
2013年9月2日 (イギリス) (DVD)
2013年10月22日 (ドイツ) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Sawney: Flesh of Man

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