映画|アイス・クエイク|Ice Quake

クリスマス。アラスカの静かな田舎町がやにわ大災害に襲われる。深い雪に覆われた永久凍土の地下に大量のメタンガスが異常発生。これがガガーと地表に噴出し、雪崩が起きるわ、地面はぐらぐら揺れるわ、大騒ぎ。わーわー。

地質学に詳しい科学者のマイケル（『ロズウェル』『ボーンズ』でおなじみのブレンダン・フェア）と、その家族のみなさんは、たまたま山の中にいたので、大ピンチになって遭難してしまう。雪崩に巻き込まれそうになってひーこら逃げたら、こんどは雪の大地がどどーんと割れて、パパママと子供たちはあっちとこっちに分断されてしまった。きゃー！

ブレンダン・フェアとちからを合わせてがんばる優しいママにホリー・ディグナード。かわいい娘にジョデル・フェルランド（『Case 39』の子役）。その弟にライアン・グランザム。そして、災害対策の指揮をする現場指揮官にヴィクター・ガーバー（『エイリアス』のシドニーパパ！『Glee』『Eli Stone』も！）。といったみなさんが出演します。

あと、まるまるふとったかわいいワンコも出てくるよ。あれはアラスカンマラミュートですかね（ちがうかもしれん）。あの犬、ころころしててかわいい。

Happy Christmas from Syfy!

トレイラー動画

感想

なかなかおもしろかったですよ。Syfyにしては、という意味ですが（← いちおうコレを書いておかないと、大予算の映画だとかんちがいするひとがいるので）。

アダム・グリーンの『Frozen (2010)』もこういうのをちょっと入れたらよかったんじゃないですか。あの状況で地面がぐらぐら揺れて、メタンガスが吹き出して、ガガーと地割れが起きたらおもしろそうじゃん！

『Case 39』で悪魔少女のリリスちゃんを演じたジョデル・フェルランドが娘さん役で出てますが、アレに比べるとずいぶん大人っぽくなってますが、『Case 39』は映画完成後、プロダクションの都合で公開がずいぶん遅れたので、これくらいのギャップがあるのですね。

彼女は、映画の冒頭では『思春期のクソ生意気な小娘』といったかんじで登場し「クリスマスツリーなんかお店で買えばいいじゃんか！」とかいうのですが、その後、ピンチになってパパママと離れてしまうと悲しい顔になってチビの弟といっしょにがんばって、最後は家族といっしょにがんばるからえらいなあとおもいました。

私は『ロズウェル』のファンでしたから、ブレンダン・フェアは大好きです。彼がパパ役をやってるなんて、年を食ってしまったのだなあとしみじみします。あのドラマのレギュラーからキャサリン・ハイグルがシンデレラのように大出世しましたが、その他のみなさんもときどきこうして顔が見れるとうれしいです。彼のインタビューがあった↓

• Sci-Fi Vision - Brendan Fehr Stars in 'Ice Quake'

彼はCWの『Nikita』に近々ゲスト出演するそうなので、ファンは要チェック。

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