アニメ|Lego Hero Factory: Rise of the Rookies

宇宙のどっか。

メカメカロボのみなさんが住んでる星があって、そこに『ヒーローファクトリー』てのがあって、宇宙警察みたいなことをやってるんですな。

わるもんロボがしょっちゅうわるさをしやがるもんで、ヒーローロボのみなさんがそいつらを懲らしめる。

ストーマーさん（声ジョン・シュナイダー）は頼れる兄貴風情の隊長でチームのみんなから慕われているんだが、ルーキーにはめっぽう厳しいので有名です。ファーノさん（声エリック・クリスチャン・オルセン）はルーキーのひとりで、彼は同期の中でダントツ優秀なんだが、そんな彼さえ一人前に扱ってもらえない。

「ガキはそこで待ってろ！」

なんていわれしまう。いつも「Kid!」と呼ばれる彼は「せめて名前くらい覚えてくださいよ」と悔しい日々なんだが、ストーマー隊長がこんなに厳しいのは理由があるんですね。大昔、かつて隊長がルーキーだった頃に悲しい事件があって、それがトラウマになっているらしいです。

子供扱いされてチャンスをもらえないファーノさんはめげることなく、くじけることなく、厳しい隊長の信用を得るためにがんばる。彼はちょびっとづつ強くなり、やがて、ふたりはランクを超えた戦友になる。

友情と冒険を描いたお子様向けのヒーローアニメ。from レゴ。

動画

これはナニ？

このアニメの元ネタはコレです↓

• LEGO.com Hero Factory

レゴの中に『Hero Factory』というキャラクターシリーズがあるのですね。ファンサイトなどを見ましたら、オリジナルと違う点があるとか、『Bionicle』のほうがよかったとか、うだうだ文句をいってるひとがいました。私は昔のレゴブロックしか知りませんから、彼らの言い分がよくわかりません。

マニアには複雑なきもちがあるらしいです。私はそもそも『Bionicle』を知らないんで。。そんなすごいもんなの？

んで、このアニメは元々テレビのミニシリーズとして製作され、2010年8月、デンマーク、ノルウェーで初オンエア。その後Nicktoons（UK）でもオンエア。んで、2010年11月にDVDリリースされた。

これを題材にしたコミックもある。以下で無料ダウンロードできます↓

• LEGO.com Hero Factory - COMICS

感想

お子様向けなので、物語はシンプルです。みどころはきれいなCGグラフィックとキャラのみなさんです。メカメカの造型デザインが楽しい。ビデオゲーム感覚のアニメ。

これはレゴですから、わるもんたちもかわいげがあって、あんまり憎たらしくありません。「わっはっはー！いぢめちゃうぞー！」つって乗り込んでくるんだが、いつも最後にはヤラレちゃって、ばいきんまんみたいにひえーーと逃げていきます。

最後はラスボスがジャジャーンと出てくるよ。上に少し触れた『隊長がルーキー時代に経験したトラウマ話』てのがあって、それが最後につながって、おー、わるもんはこいつだったか！と盛りあがります。

でも、昔ながらのレゴブロックのイメージを期待すると「これのどこがレゴ？」という風に思えて、違和感をかんじるひとがいるかもしれない。私もそのひとりなんですが。。

そういうひとには、このDVDのExtraに入ってるヤツがオススメです。加えて『クラッチ・パワーズ』も見るといいですよ。こちらは昔ながらのレゴブロックの雰囲気をだいじにしたアニメです。レゴレゴレゴです↓

• LEGO(R):ザ・アドベンチャー (2010)

DVDのExtra

DVDのオマケはこれだけ↓

• Bonus short: LEGO Atlantis

これは30分程度の小品CGアニメなんですけど、なかなかおもしろかったですよ。潜水艦に乗って、海底深くに沈んだアトランティスの遺跡を探すというもんです。

こちらは本編『Lego Factory』とちがって、レトロなレゴの雰囲気です。キャラのみなさんはレゴ人形。レゴカニとか、レゴサメとか、レゴイカなんかが出てくる。かわいいですよ。本編よりもこっちの方がおもしろいなあと思ったくらい。

画像をまじえて、かんたんに紹介します。

レゴレゴなみなさん

サメに襲われたと思ったら

意外とかわいい

こわい顔のやつもいます

こちらは怒るイカさん

みんなびっくり

おもしろいよ！

• amazon.com - Lego Hero Factory: Rise of the Rookies

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