2011/5/23 (Mon) at 6:21 pm

映画|メカニック|The Mechanic

チャールズ・ブロンソン主演『メカニック (1972)』のリメイク。殺し屋アクション映画。ジェイソン・ステイサムベン・フォスター。監督サイモン・ウェスト。2011年。

メカニック / The Mechanic DVDDVD画像

凄腕の殺し屋、アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)は、単にターゲットを殺すばかりでなく、事故死を偽装するやら、客のお好み次第でなんでもやってくれる『ベスト・オブ・ベスト』の殺し屋さんである。

相手がどんなに厳重な警備に守られていようが、ニンジャのように接近 → 事故や心臓発作を偽装して殺人 → 姿を見られずに去る。という華麗なワザをやる。

ある日、彼は組織のボス(トニー・ゴールドウィン)からいつものように殺しの指令を受けたが、そのターゲットは長年の友人の男(ドナルド・サザーランド)であった。このときばかりはさすがに、なぬぅ、と逡巡の色を見せたが、それでも彼はプロらしく殺人仕事をやる。さすが。

その後、アーサーは、殺した相手の息子スティーヴ(ベン・フォスター)と出会う。こちらは父が殺されて悲嘆に暮れ、やけっぱちになっていたんだが、アーサーはそんな彼にちょっかいを出して世話を焼くという、冷血殺し屋らしくないことをやる。スティーヴの方もアーサーをアニキのように慕って「弟子入りしたい」といいだす。

殺し屋アーサーはこの坊やを特訓。殺しのイロハをレクチャする。ふたりは息の合ったコンビになるが、いつしかスティーヴはアーサーが自分の親の仇であると知り、対決せざるを得なくなる。男同士の友情&葛藤を描いたアクション映画。

トレイラー動画

The Mechanic (2011) trailer

8月に劇場公開

この映画は2011年8月13日から邦題『メカニック』にて劇場公開だそうです。公式サイト↓

公式サイトには「『トランスポーター』『エクスペンダブルズ』のジェイソン・ステイサム」と書いてあるんだが、なんで『アドレナリン(Crank)』の、といってくれないの?私的にはアレがダントツで代表作なんですよ。

感想

ありきたりな物語で新味ゼロだが、ジェイソン・ステイサムのファンならきっと楽しいよ。アタリかハズレかわかんない映画に手を出すより、安心二重マルのアクション映画を楽しみたいというひとむけ。

ジェイソン・ステイサムはいつものジェイソン・ステイサムなので、ハードなアクションをガシガシとキメていく。というだけなので、このひとのキャラを立たせるには、(エイミー・スマートみたいな)いい相手役がいないとだめなんですね。ベン・フォスターのダラけたかんじが、いいハマり具合でよかったんじゃないですか。涙目ウルウル演技もよかったし。

ジェイソン・ステイサムはいつも通りに飛んだり落ちたり銃を撃ったりと暴れ回るんだが、ベン・フォスターもスゲーがんばってました。チワワ好きの巨体のおじさんととっくみあいをする場面はすごかった。

チャールズ・ブロンソンの『メカニック (1972)』と比べて

このリメイクはオリジナル『メカニック (1972)』の物語を踏襲しつつ、まったく別モノに仕上がっています。

チャールズ・ブロンソンの持ち味は「陰鬱ハードボイルド路線で、殺し屋稼業ひとすじの男の生死を描く!」という風だったですが、こちらはキャラ設定がガラリと変わり、おきらくアクションテンコ盛りの「ジェイソン・ステイサム・オン・ステージ!」になった。

アーサー・ビショップはもはや別人です。ジェイソン・ステイサムに憑依されてしまった!

でも、それは悪いことでなく、いさぎよくてよかったんじゃないですか。おれらはアクションをやるのだ、どっかーんとやるのだ、という割り切り姿勢は清々しさをかんじます。

スティーヴもぜんぜんちがう。ジャン=マイケル・ヴィンセントのスティーヴは、父が殺されたと知ってもまったく気にしない享楽者だったですが、こちらはあまーい路線のスティーヴです。もしベン・フォスターのスティーヴが、チャールズ・ブロンソンのアーサーに出会っていたとしたら、殺し屋にスカウトされることは決してなかったでしょう。

映画の雰囲気はガラッと変わったんだが、いくつかオマージュ的な場面がありました。シューベルトの音楽とか、エンディングのアレとか。

こういう路線にガラリと変わるというのは、時代の流れをかんじますなあ。

ジェイソン・ステイサムもいつかはおじいさんになるのですから、かつてショーン・コネリーが『薔薇の名前 (1986)』で新境地を切り拓いたように、いつか別路線に転じるのかもしれない。見たいような、見たくないような。。

DVDのオマケ

  • DELETED & EXTENDED SCENES (11:00)
  • TOOLS OF THE TRADE: INSIDE THE ACTION (07:48)

オマケもおもしろいよ。『DELETED & EXTENDED SCENES』の中には、いいシーンがいくつかある。『TOOLS OF〜』はアクションシーンのメイキングで、330フィート(100メートル)からダイブするシーンやら、後半クライマックスのカーアクションなどの舞台裏が見れる。

高所から飛び降りるシーンは、ジェイソン・ステイサムベン・フォスターもスタントを使わずに自分でやってました。ああやって撮るのかあ。カメラマンのひともこわそうです。

Memorable Quotes

Arthur Bishop: Good judgment comes from experience, experience comes from bad judgment.

Steve McKenna: You ever think about the people you've killed?
Arthur Bishop: No.
Steve McKenna: You ever kill someone you know?
Arthur Bishop: Yes.
Steve McKenna: Did it feel any different?
Arthur Bishop: Not in the moment. After.
Steve McKenna: Do you give them some kind of warning or time to prepare? Kind of time to make peace?
Arthur Bishop: There's no peace.
Steve McKenna: So it's best not to let them know when you're coming.
Arthur Bishop: Yes.
Steve McKenna: I guess it doesn't really matter anyway, as long as they're dead and you're not, right?

Steve McKenna: What are we gonna do? We are gonna whittle? We're gonna get bunk beds? Move into a teepee?

Steve McKenna: I could always go into busiess for myself. There're a lot of people out there who would pay. And I think you were wrong. Vengeance is the mission.

Steve McKenna: Last chance.
Arthur Bishop: I'm good... Steven. I'm sorry for everything that happened.
Steve McKenna: Well, you know me, man. I don't give a shit.

VICTORY LOVES PREPARATIONS

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邦題(カタカナ): 『メカニック』
制作年: 2011年
制作国: アメリカ
公開日: 2011年1月13日 (ロシア)
2011年1月25日 (アメリカ) (Hollywood, California premiere)
2011年1月28日 (カナダ)
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2011年4月6日 (フランス)
2011年4月7日 (ドイツ)
2011年8月13日 (日本)
2011年8月24日 (イタリア)
imdb.com: imdb.com :: The Mechanic
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
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編集
キャスティング
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アートディレクション
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