映画|ハイテンション|Haute tension

マリーとアレックスは都会生活を離れてアレックスの家族の家に遊びにきた。じゃなくて、静かに勉強できる環境を求めてやってきた。優しそうなアレックスの家族に出会えてホームスィートホームである。ここはあたり一面トウモロコシ畑の中にポツンと建つ農家の一軒家という犯罪にはもってこいのロケーションであり、着いたその夜にシリアルキラーが正面から堂々と侵入。アレックスの父母弟をスプラッターに惨殺。なぜかキラーはアレックスだけを殺さず拉致した。ボロトラックに乗せて連れ去る。運良くキラーから逃げたマリーは友達を救いたい一心でジタバタ開始。相手は冷静沈着かつ大胆なキラーで、途中ガソリンスタンドで店員が斧で胸をブッタ切られたりしつつ、カーチェイスに突入。ラストは意外なオチで賛否両論を呼びました。

Spoiler Alert !!!!
ネタバレ注意!!
ネタバレオッケーな方のみこの下をスクロールしてご覧下さい↓

じつはぜんぶマリーの妄想だったのであり、キラー＝マリーだったというのが最後の最後に明かされた。これに脱力したひとも多かったらしいですが、私は良かったと思うんですよネ。人間の深層心理の中にメッチャメチャな脳内理論でショートカットしたいという欲望があってもそうフシギじゃないと思う。シリアルキラーっていうのを非現実的な変態ととらえるか、neighborなものととらえるかの視点の違いではないか。このラストはコジツケではない。映画の主題はこの台詞でちゃんと説明されてると思う↓

"I won't let anyone come between us anymore."

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