映画|ゴースト・ナース|Sick Nurses

臓器売買で金儲けする悪徳医師。彼はナースたちを手なづけてこっそり死体を手に入れてたんだけど、部外者のナースに悪事がバレた。「そういうことしていいのかー！」とわーわー騒がれたので殺した。そいつのオバケが出てきて関係者に復讐するというホラー。

ナースのみなさんはギャルギャルのキャピキャピである。ぴっちり白衣にスリット。意味なくエアロビやってるとか、ウギャーとオバケに襲われるシーンではお約束のようにスカートがまくれあがって、ムフフなストッキングが丸見えになるから、お父さんも納得だ。「女は脚出しとけ！」「ギャルは脚出してナンボやろが！」というタイショービズの心意気を感じる一本。ギャルナースのみなさんの脱力演技の合間に、貞子のパクリみたいな恐怖シーンが連続するのでつい眠ってしまうが、寝ててもいいんである。ただオバケが出てきてウギャーっていうだけだから。だりーなーと思いつつ最後まで見ちゃったらアナタ！これがオヨヨなオチであった。

Spoiler Alert!!
ネタバレ含む！

時系列が頻繁に入れ替わるという手法であることに加え、私はときどきヨコ向いたりしてたもんだから、いまいち話がわかんないぶぶんがあるんだが、このニヒルな悪徳医師はギャルナースたちを食っちゃってたみたいである。ひとりは本命だったみたいだが。それはいいとして、彼がオトコとナニするようなシーンも挿入される。バイセクシュアルだったのか。んでもって、最後の最後に、オバケの正体が明かされる。コイツはなんとオトコだったのであり、彼は悪徳医師と結婚したいがために性転換手術を受けて美女ナースになったんだけど殺されちゃったというかわいそうなひとだったのだ。はははははははは。おなかがいたいよ〜。怨念のカタマリと化したオカマのオバケが「結婚しててええええ！」と出てきて、悪徳医師はウギャーと叫んでおしまい〜。悲しいメロディが流れる。タイのひとたちはこれで感動できるんでしょうか。エンドロールではギャルナースのみなさんの楽しい水着映像が流れます。へんなもん見ちゃったな。メイキングでは「じつに斬新でかつてない映像のホラーである」なんていってました。よくいうヨ！

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