2010/1/15 (Fri) at 11:45 am

映画|アンシーアブル|The Unseeable

蒸発夫を探す妊娠妻が怪しいお屋敷に迷い込むタイの怪談ホラー映画。Siraphan WattanajindaSuporntip ChuangrangsriTassawan Seneewongse。監督ウィシット・サーサナティヤン。2006年。

アンシーアブル / The Unseeable DVDDVD画像

Siraphan Wattanajinda演じる不幸女は蒸発夫を探す旅に出た。彼女は妊娠中である。愛する夫はベイビーができたと知ったら「数日で戻る」と言い残してそのまま消えちゃったのである。彼女はどっかの村にきて、由緒ありげなお屋敷で下宿させてもらう。いぢわる冷淡顔の女管理人が出てきて「わたしゃ、あんたのメロドラマなんか興味ない」とかいいつつ部屋を貸してくれたんだが「あっちの家には近づいてはならぬ」と念を押された。そっちにはこのお屋敷の持ち主である美人マダムが住んでるそうな。マダムは家に閉じこもって出てこない。なんかこわい。

屋敷には、女管理人と謎マダムのほか、ずっとここにいるという若いおねーちゃんもいる。コイツだけが親切顔でいろいろ教えてくれる。さらにボロ小屋に閉じこもる謎のオババもいる。オババはだれとも口をきかず、夜になると出てきてなにかをやっている。洋館の敷地内には小さな祠があって、女管理人はしょっちゅうお供え物を置くんだが、夜になると奥から手がでてきてお供え物がなくなるそうな。まんが日本昔話の怪談みたいです。この怪奇屋敷にはどんな秘密があるんでしょうか。

The Unseeable trailer

感想

これぞ正統派のタイの怪談話!という雰囲気でした。いちおう「○○が××だった!」というオチがあるんだけど、まんなかあたりでそれがわかっちゃうんだけど、おそらく監督さんとしては「意外なラストで驚かす」というよりも、むしろわざとネタをバラして進行しつつ「この怪談ムードに浸ってくださいよ」というつもりでやってるのだろうかと思ったけど、その真意は監督さんに聞いてみないとわかりませんが、たとえオチがわかっててもどうやってそこに持っていくかを見る楽しみがありますからね。つまらないことはありません。陰気で湿っぽくてグジュグジュという空気感がよかったです。あんなド田舎に瀟洒な洋館がひっそりと建ってて、そこに浮世離れした美人マダムが隠棲しているという設定がいいです。江戸川乱歩的な美意識をかんじます。グロ描写は少なめですが、ラストでいくつかきもちわりぃのが出てきました。赤ん坊のへその緒をむしゃぶりつく女オバケとか、ネズミをかじるオバケとかですね。おもしろいおもしろい。

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原題: Pen choo kab pee
別題: Los que no se pueden ver
The Unseeable
制作年: 2006年
制作国: タイ
公開日: 2006年11月2日 (タイ)
2007年5月21日 (フランス) (Cannes Film Market)
2008年6月19日 (韓国)
imdb.com: imdb.com :: Pen choo kab pee

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