映画|人肉ラーメン|The Meat Grinder

この映画は邦題『人肉ラーメン』にて日本版DVDが2010年10月29日発売予定だそうです。

• 人肉ラーメン [DVD]

ばくち狂いダメ亭主の借金を背負わされた不幸女が、人生の再起を賭けて特製レシピの人肉麺を売りだす。デカ包丁で男の足をチョン切り、指の先に五寸釘を打ち込んで床に固定。男は流血して泣きわめくが、女にとってはただの食材である。調理師はニワトリやブタに同情なんかしないのだ。地獄の痛みにのたうつ男の口にスパイス類をぎゅうぎゅう詰め込んで下ごしらえをする。男はそれでもまだ生きている。死ぬか生きるかの状態をキープするのがこの料理の極意なのだろうか。瀕死男をカギフックで天井から吊るす。その真下にはぐらぐらと煮える特大鍋。料理店のキッチンは人間屠殺場である。不幸女は狂女になったのだ。

映画の合間に回想シーンが何度も挿入される。エログロ陰惨な過去話が次々に明かされ、それらはいずれも不幸と絶望の歴史であり、さらに最後には、彼女が得意とする人肉レシピはママ直伝だったと明かされる。うげえええええ。

感想

すごいすごい。残虐ゴア満点でした。特殊効果もよい。彼女がキチガイになっちゃったのは込み入った事情があるんだけれども、それが同情を呼んでしまうので余計なかんじがしたけれども（ラストのへんとか）、全編これハードコアスプラッターという調子でガシガシと血塗れの場面が続くさまは壮観。『ホステル』の『エリートハンティング』がアジア支店をつくって、その隣にレストランが開店したらこういうかんじかも。

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