映画|スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ|Sukiyaki Western Django

これは話題作なのであらすじなどは割愛。物語を追うような映画じゃないし。じついうと、私、15分で見るのやめちゃいました。あー。三池先生は好きだし、話題作だし、タランティーノは出てるし、なんかおもしろそうじゃないですか。ところがどうもこれは辛かった。英語が。

源氏と平家の戦記をモチーフに西部劇をゴリゴリ突っ込んだ『スパゲティウェスタン』であるからして、彼らがしゃべってる英語がジャパニーズな発音であるというのもシャレのひとつなんだろう。だが、アレを聞いてたら日本の高校の英語の授業を思いだしちゃって感情移入できないヨ。ガイジンから見るとそれがまたおもしろいんだろうな。

でも当事者である日本人としては、ここまでナショナリティを自虐ギャグにされちゃうとさ、ガイジンといっしょにわっはっはと笑ってていいもんだろうかと考えこんじゃう。この感情は『きらい』ともまたちがう。私の中には、ラストの北島三郎を聞きたがっている私がいるからきぶんは複雑だ。早送りしてそこだけ見ようかと思ったけれど、もしかしたら忘れた頃に見てみたらば意外にギャハハと笑える日がくるのかもしれないそれまで我慢しとこうとDVDをトレイから取り出したのでありました。

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