映画|ハード・ライド・トゥー・ヘル|Hard Ride to Hell

テキサスのどっかの荒野。季節外れのキャンプにやってきたみなさんが、謎のバイカー軍団と鉢合わせして襲われる。こいつらはただの暴走族でなく、オカルト黒魔術を操る暴走族である。

わるもんの親玉（ミゲル・ファーラー）は、悪魔に身売りをして不死の命を持つ強敵。彼らが生け贄の儀式をやってるところを目撃したアンちゃん（ブランドン・ジェイ・マクラレン）が見つかって、ダダーと追われて、他のみなさんもとっつかまる。殺されちゃうヨと思ったところで、ナイフ使いの旅のセールスマン（ブレント・ステイト）がジャジャーンと出てきて、助けてくれる。

ラストは教会を舞台に格闘アクション！ダダーと血飛沫！

悪魔ベイビーを出産させたいミゲル・ファーラーは、カワイコちゃん（ローラ・メネル）に悪魔の種を仕込むことに成功。ローラ・メネルのおなかがどんどん大きくなる！産ませてなるものか！キャサリン・イザベルが泣きわめく！オギャー！

トレイラー動画

感想

キャサリン・イザベル、かわいいいいいいいい！

私は彼女のファンなので、わははと喜んで観ましたが、映画としてはショボイです。けっこう血飛沫アクションあるので、ポップコーン映画として見るならオッケーかなという程度のもんです。

いいんですよ、キャサリンちゃんが出てるから。彼女はいつもめんたまとびでそうな顔で「オーマイガー！」とやってくれますが、いつもがんばってるわりには低予算B-flickばかり出てるんですが、常に全力！全力絶叫！負けずに「オーマイガー！」なので、性格の良さがにじみでているよなあと思います。あのひっくり返ったキーキー声で "I don't know anymore!" なんていうの最高。私、何度もイカされてしまいました。この人が目の前で「オーマイガー！」をやってくれたら、500ドル即金で払います！

後半クライマックスのところ。バイカー軍団から逃げるみなさんが廃墟のような町にたどりつき、タイミングよく謎のオッサンが登場して、わるもんの秘密をしゃべりだす。その話の内容からして、プロローグの少年が成長した姿なのだなとわかって、オッサンは黒魔術の歴史を重々しく語るんだが、ここでキャサリンちゃんは相手の言葉をさえぎり「ちょ、電話持ってる？」と聞くのです。ははははははは。せっかく出てきたんだから、しゃべらせてやれ。おもしれー。ここで笑えるひとってどれだけいるのだろう。

キャサリン・イザベル以外のみなさんも、テレビドラマなどでおなじみの方々ばかりです。ローラ・メネルは血塗れシーンになったら急に生き生きしてくるからいいなあと思いました。ブレンダン・ペニー 、ブランドン・ジェイ・マクラレン、セバスチャン・ガッキの3名は女の子たちを守る善良ボーイ役なんだけど、敵は悪魔パワーを持つ連中なのであまり役に立ちません。ここらへんの俳優さんに思い入れがあるひとは楽しく見れるでしょう。ショボイですが。

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• Tweet