映画|シャッター リフレクション|Deadline

ブリタニー・マーフィ演じるアリスは、親友レベッカ（タミー・ブランチャード）に付き添われてド田舎にある大きな一軒家に引っ越してくる。アリスはそこに住むというんだが、若い女が一人暮らしをするにはずいぶん不便なところだが、これにはわけがあって彼女は執拗に追ってくる暴力元カレから逃げたいのである。親友レベッカはあきれ気味であり「ほんとにここに住むの？あたしんちにいてもいいんだよ」というんだが、アリスは「ここで仕事に集中するんだ」と述べ、一週間分の食料を冷蔵庫に移したら「車に乗っていっていいよ」という。つまり足もなくなってしまうわけで、それだけ自分を追い込んで仕事に集中したいってことなのですね。題名のDeadline（締め切り）からわかる通り、彼女はライターなのです。この家で孤独に耐えつつ、がんばって力作を書くのだ！と決めたんだけど、次の日になったら親友から電話があって「あんたの元カレは出所したそうだ」とイヤーなニュースを聞かされて、またまた不安になる。

この家ってのは、ホラー映画によくあるオバケ屋敷風でなく瀟洒な一軒家だが、やっぱりこんなところに若いおねーちゃんがひとりで住むってのは異常である。アリスは家の中で以前ここに住んでたひとが残したホームビデオのテープを見つける。再生してみたら幸せカップルが出てくる。幸せいっぱいのビデオマニア夫はこの前レビューを書いた『HOME MOVIE』のエイドリアン・パスダーぽいかんじ。アリスは興味深くそれを見るんだが、最初は楽しげだったビデオは、だんだんヤバい方向にいっちゃうもんでひぃと驚く。そうこうやってるうちに家の中に黒い影が横切る。オバケ？暴力元カレ？

※感想

ブリタニー・マーフィは1週間前（12月20日）に亡くなりました。びっくりしました。彼女のファンなら、この映画はちょっと集中しづらいというか役柄とソレがダブってしまうので複雑になってしまいますね。この映画のDVDのパッケージデザインがきゅうきょ差し替えられることになったそうです。このページにあるDVDのパケ写はいまはamazon.comではNO IMAGEになってるんで、そのうち別の画像に差し替えられるのでしょう。

さて、映画ですが、上に書いたあらすじの通り、よくあるスリラー物語で新味はないですが、独創的なところもありました。ゾーラ・バーチがよかったです。ソーラちゃんのroleはナイショです。映画でどうぞ。グロ度ゼロなのでそういうのきらいなひとも安心（そういうひとはうちのブログを見てないと思いますが）。ラストのオチがいまいちconfusing!だったのですが、それはネタバレのほうに書きます。

ネタバレです

!!!! SPOILER ALERT !!!!
！ネタバレ注意！

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• Tweet