2013/2/19 (Tue) at 8:22 pm

映画|サイレントヒル|Silent Hill

人気ゲームの映画化ホラー映画。ラダ・ミッチェルジョデル・フェルランドローリー・ホールデンショーン・ビーン。監督クリストフ・ガンズ。2006年。

サイレントヒル / Silent Hill DVDDVD画像

夢遊病少女のシャロンちゃん(ジョデル・フェルランド)は寝ているあいだに歩き回り、「サイレントヒル」という町の名前を口走り、意識がトンでしまう。ママのローズ(ラダ・ミッチェル)とパパのクリス(ショーン・ビーン)は大心配してあれこれやるが、原因がわからない。

シャロンちゃんはこの夫婦の養女である。彼女をもらいうけたときにお世話になった孤児院はウェストバージニアにあり、その周辺に『サイレントヒル』なる町が実在すると知ったママは娘の謎を解くため、ふたりきりでいってみることにする。

サイレントヒルはかつて栄えた炭坑の町だったが、30年前に閉鎖されたゴーストタウンだった。町の地下にはいまも火が燃え続けているから立ち入り区域になっている。

ママはサイレントヒルの一歩手前で事故を起こす。気がついたら、娘シャロンは消えていた。たいへんだ。途中で知り合った女ポリスのシビル(ローリー・ホールデン)は最初のうちはローズを怪しみ手錠をかけたりするんだが、そうこうするうち、娘探しを手伝ってくれるようになる。

ローズとシビルはサイレントヒルに足を踏み入れる。きもちわるい怪物が出てきてびっくり。どういうからくりか謎であるが、この町を歩いていると、ときどきサイレンが鳴る。すると『あっちの世界』に切り替わる。見馴れた風景がグニョーと変容し、ひっくり返って、異世界にいってしまう。そっちでは怪物さんが待ち受けていて、ガオーと襲われる。しばらくするとまた元の世界に戻る。ふたりはこんな悪夢世界をひーこらいって動き回り、断片的な情報を集めていく。

やがてローズは謎の少女、アレサに出会う。それが娘シャロンとウリふたつだからびっくり。いったいどんな秘密があるのだと調べ回り、サイレントヒルの深奥で人知れず暮らす住人たちの存在を知る。こんなひとたちが出てくるよ↓

少女アレサ(ジョデル・フェルランドが一人二役)... シャロンとウリふたつの少女。大昔に魔女扱いされて、みんないぢめられて、ヒデー目に遭わされたらしいよ。

ダリア(デボラ・カーラ・アンガー)... アレサのママ。

クリスタベラ(アリス・クリーグ)... サイレントヒルの住人を束ねる女カルトリーダー。魔女が大嫌い。魔女をブッ殺せが合言葉。

アンナ(ターニャ・アレン)... ローズとシビルを教会に案内してくれた女。彼女はトンガリ頭の怪物にブッ殺される。

サイレントヒルの住人のみなさん ... クリスタベラを信じて教会に集まっています。

こんなひとたちが出てきて、少しづつ町の秘密が明かされていくんだが、アレサを含め住人たちの誰もが年を取ってないところを見ると、サイレントヒルという町自体が『あっちの世界』なんだなと徐々にわかってくる。んで、その『あっちの世界』の中にふたつの世界が存在する。一方はクリスタベラと住人たちが住む世界。もう一方は怪物さんがうろつく世界。てことなんですよね。たぶん。

こんなおっかない町に迷い込んだローズさんは理解を超える恐怖と闘いながら、娘探しをやめないのであります。

さて、その間、置いてけぼりを食わされたパパの方も必死で動き回っていた。彼は妻と娘を心配し、ウェストバージニアにやってきて、地元ポリス(キム・コーツ)に手伝ってもらいながらジタバタ中。

Mother is God in the eyes of a child.

トレイラー動画

Silent Hill (2006) trailer

感想

最近、PART2『サイレントヒル:リベレーション3D (2012)』が出たので、前作からおさらいです。前に観たときにはわからない部分があったんだが、もう一度観たら理解が深まったように思う。観てよかった。

ジョデル・フェルランドアリエル・ゲイドと並んで当ブログイチ押しの子役スターであります。最後の方で子役にはしんどいと思える長台詞があるが、ああいう朗読調のしゃべりがすごくうまいよね。この頃からうまい。岸田今日子並にうまい。私はAudio Bookを聞きながら寝るのが好きなんだが、彼女に本の朗読をやってもらいたい。さぞかし幸せに眠れると思うんだが、もうなにか出てるんだろうか。

サイレントヒル (2006)』の3年後、彼女は『ケース39 (2009)』でこわい少女の役を演じてすごくよかったんだが、あれは制作の都合で公開がものすごく伸びちまって不運だった。したら、パスカル・ロジェの『トールマン (2012)』でしゃべれない少女という難しい役をこなして、すばらしかった。私的には、あの映画の彼女は、ジェシカ・ビールを完全に食っちまってるなという印象なんですよ。『トールマン (2012)』のエンディングの長台詞演技の原点が、『サイレントヒル (2006)』に見ることができます。

The Cabin In The Woods (2012)』にも出てるんだが、あれはメイク過多で、いわれなければ彼女だとわからないんだが、最後に出てくる片腕少女ゾンビがジョデルちゃんです。印象的な役だったとはいえ、あれくらいのチョイ役に彼女級のスターを使うのは少々大げさではないかと思った私は、もしかして、ジョス・ウェドンは昔から美少女スターを売り出すのがうまいので、あのオッサンはいまから渡りをつけといて、将来、彼女を次なるバフィに仕立てあげようとしているのではないか。エイミー・アッカーさんあたりはなにか知ってるかもしれない。なんて妄想しました。

さいきんはずいぶん大人っぽくなったので、子役スターと呼んでいいのかわからないかんじだが、この先もずんずんとキャリアを積んですごい女優になるんじゃないですかね。これからもホラー映画にたくさん出てくださいよ。

あー。映画の感想はほったらかしになっちまいましたが、これにておしまい。いや、おもしろいよ。サイレントヒルは。

パート2についてはこちら↓

US版DVDのオマケ

このUS版のDVDのオマケはメイキングだけなんだが、かなり詳しい内容で、見応えがある。50分くらいある。キャスト/クルーのインタビューやら、美術セットやら、スタントやら、VFXやら、クリーチャーデザインやら、様々な側面から映画の舞台裏を紹介している。

特に、怪物の動きの話がおもしろかった。ロバート・キャンパネラというオッサンが、映画に登場するすべての怪物の動きの振り付け(Creature Movement Coordinatorという)をやってて、彼自身もトンガリ頭のピラミッドヘッドやエビぞり男のジャニターを演じている。サイレントヒルに登場する怪物はいずれも動きがおもしろくて楽しいが、彼がああいうのを考えついたそうな。すごいよね。メイキングでは怪物ナースダンサーズの練習風景も見れるよ。

怪物の動きを担当したロバート・キャンパネラさん
ロバート・キャンパネラ / Roberto Campanella 画像

自身もいくつかの怪物を演じている
これはトンガリ頭を脱いだところ
ロバート・キャンパネラ / Roberto Campanella 画像2

怪物ナースのオフショット
怪物ナースのオフショット 画像

打ち合わせ中の怪物ナースダンサーズ
怪物ナースのオフショット 画像

この怪物さんは
サイレントヒル怪物 画像

こんなオバちゃんが演じていた
サイレントヒル怪物 画像

この映画のDVDは英語字幕つき↓

画像

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原題: Silent Hill
別題: Terror en Silent Hill
Сайлънт Хил
Terror em Silent Hill
Silent Hill
Silent Hill - A halott város
Tylioji kalva
A Maldição do Vale
Sajlent Hil
Сайлент Хилл
Sessiz tepe
Centralia
邦題(カタカナ): 『サイレントヒル』
制作年: 2006年
制作国: カナダ/フランス/日本/アメリカ
公開日: 2006年4月21日 (カナダ)
2006年4月21日 (イギリス)
2006年4月21日 (アメリカ)
2006年4月26日 (フランス)
2006年5月11日 (ドイツ)
2006年5月11日 (香港)
2006年5月11日 (ロシア)
2006年7月7日 (イタリア)
2006年7月8日 (日本)
2006年7月28日 (スペイン)
2006年8月31日 (オーストラリア)
2006年11月9日 (韓国)
imdb.com: imdb.com :: Silent Hill
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup
謝辞

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