2013/1/25 (Fri) at 11:51 pm

映画|ポゼッション|The Possession

悪魔に憑依される少女を描いたホラー映画。ナターシャ・カリスジェフリー・ディーン・モーガンキーラ・セジウィック。監督オーレ・ボールネダル。制作サム・ライミ。2012年。

ポゼッション / The Possession DVDDVD画像

プロローグ。

どっかのオバちゃんがへんな木箱を見ているうち、狂ったようになり、発作で死亡する。

ところかわって、離婚したばかりの夫婦(ジェフリー・ディーン・モーガンキーラ・セジウィック)が登場。彼らには娘がふたりいる(ナターシャ・カリスマディソン・ダヴェンポート)。

子供たちは両親の都合で、普段はママの家、週末のパパの家という調子でいったりきたりする。パパの仕事は大学バスケットボールのコーチで、ノースカロライナからお呼びがかかるくらいの優秀さなんだが、彼が仕事ばかりやってるからママは愛想を尽かしたらしいです。でも、子供たちはパパのことが大好きで「仲直りすればいいのに」と思っている。でもママには新しい恋人がいる。

こんな凡庸なホームドラマが進行しつつ、下の娘のエミリーちゃんがガレージセールでアンティークの木箱を買う。凝った彫刻からして年代物のようだが、その由来や用途などはまるで謎。箱を振るとカタカタ音がする。でも開かない。パズルみたいな仕掛けがあるみたい。

この日を境に、エミリーちゃんは箱にとり憑かれてしまう。笑顔は消え、怒りっぽくなり、箱のこと以外は考えられなくなる。彼女はへんな悪魔に憑依されてしまったらしいよ。箱には悪魔が閉じ込められていたんだよ。

トレイラー動画

The Possession (2012) trailer

感想

『憑依少女』のホラー映画は近年やたら多いですよね。なんでこんなに流行ってるのかな。かわいい少女の人格が豹変するグロさというのがウケる要因なんですかね。可愛かずみがにっかつロマンポルノに出たようなかんじ?

残念ながら『The Possession (2012)』は、よくある系の寄せ集めパックという調子の低予算ホラー映画でした。制作サム・ライミということで期待をしてしまうが、それほどのもんではなかった。

という不満はあるが、俳優さんがいいからまぁいいです。ジェフリー・ディーン・モーガンのファンならそこそこ楽しめるかなと。彼はこんなパパ役が似合うよね。

Supernatural』のファンなら、あの名場面「Take your brother outiside as fast as you can! Don't look back!」を思い出すのではないか。

これがあのドラマなら「少女が憑依されてジタバタやってるあいだにママが死亡。美少女姉妹はやがてバケモノハンターになる!Saving People! Hunting Things!」となるわけだが、こっちは別の話なので、そうはならないんですよ。

憑依少女のエミリーちゃんを演じたナターシャ・カリスという子役さんもよかった。かわいくて、演技が上手。

総括。

そう期待しなければオッケー。

箱のおしゃべり

映画の中で箱がへんな言葉をしゃべる場面がありました。呪文みたいなもんかなって思えたんだが、IMDbのBBSに投稿された内容によれば、あれはポーランド語で、こんな意味があるそうな↓

プロローグでオバちゃんが死ぬところ。

"I will eat your heart."

「おまえの心臓を食ってやる」

箱が意味エミリーちゃんにしゃべるところ。

"You are my friend." and "Emmmiilllyyyy."

「おまえはわたしの友達。エミリーーーー!」

エミリーが捨てられた箱を回収した場面。

"Why are you running away from your Dad?" "Emily you look rather beautiful today." "I want to live inside you." "May I live inside you?" "I will be yours."

「どうしてパパから逃げるの?」「きょうのエミリーはきれいだね」「エミリーの中に入りたい」「入っていい?」「わたしはおまえのものになる」

おしゃべりな箱さんだったんですねえ。これを投稿したDishere114さんは「記憶を頼りに書いた」とのことなので、細かい文言は違うかもしれないです。でも雰囲気はわかるよね。

Thanks to Dishere114! It's very intriguing spoiler.

DVDのオマケ

映画の冒頭にこんな文言が出る↓

This is what happend to one family over the course of 29 days.

この映画はとある家族が29日間に渡って経験した内容の記録である。

よくある宣伝文句なんだなってかんじなんだが、DVDのオマケには、Dibbuk Boxを所有するオッサンが出てくるビデオが入っている。「これがその箱です。まぢでヤバい代物なんでごぜーますよ」なんつって、ニタ笑いをしつつ、インチキ臭いことをしゃべっている。おまえは調子こいてるといつかバチが当たるぞといいたくなるよね。

ばちあたりなオッサン
映画|ポゼッション|The Possession 画像

DVDのオマケ↓

  • Audio Commentary With Director Ole Bornedal
  • Audio Commentary With Writers Juliet Snowden And Stiles White
  • The Real Story Of The Dibbuk Box
  • THeatrical Trailer

英語字幕つきです↓

後日追記。

その後、Brutal As Hellさんのレビューを読んだら↓

The Dibbuk Boxてのは有名なもんだそうな↓

私、ぜんぜん知りませんでした。そうばちあたりなオッサンでもなかったのかもしれない。Brutal As Hellさんはレビューの中で「The Dibbuk Boxをやるんならちゃんとやれ馬鹿者め」的なかんじで、スゲー怒っている。

追記以上。

ネタバレです

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別題: Posesión satánica
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Dibbuk Box
邦題(カタカナ): 『ポゼッション』
制作年: 2012年
制作国: アメリカ/カナダ
公開日: 2012年8月30日 (香港)
2012年8月30日 (ロシア)
2012年8月31日 (カナダ)
2012年8月31日 (イギリス)
2012年8月31日 (アメリカ)
2012年9月7日 (スペイン)
2012年10月25日 (イタリア)
2012年11月8日 (ドイツ)
2012年12月26日 (フランス)
2013年5月25日 (日本)
imdb.com: imdb.com :: The Possession
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