2009/6/4 (Thu) at 10:20 pm

映画|アンボーン|The Unborn

カワイコちゃんギャルが古代ユダヤ言い伝えの怪奇オバケにとり憑かれてウギャー!オデット・アナブルゲイリー・オールドマンカム・ジガンデイ。監督デヴィッド・S・ゴイヤー。制作マイケル・ベイ。2009年。

アンボーン / The Unborn DVDDVD画像

主人公は『クローバーフィールド』にも出ていたオデット・アナブル演じるケイスていう女の子で、彼女が怪異な現象に巻き込まれていくところから物語は始まる。早朝ジョギング中に、ブキミ子供とおめんをつけたブキミワンコに出会った。ワンコはちょっと笑えるんだケドまぁいいか。きもちわりーなーと思ってたら、ベビーシッターをやってる最中にそこんちの子供がへんな具合になり、それはなにかに憑依されているようなかんじでブキミ子供に変化して、いきなり彼女の顔を鏡でぶった。「ジャンビー(Jumby)はいまこそ産まれたがっているんだよ」と意味不明の台詞をいわれて、ますますへんだと思う。「ジャンビー」ってなんでしょ。へんな幻や悪夢を見るようになり、ヘロヘロになってくる。

自殺したママの話とか、じつは彼女には死んだ双子の弟がいたらしいとか出てきて、ママが残した持ち物を頼りに手がかりを解き明かしていくと、どうやらその家系は呪われているらしいヨとわかってくる。敵はdybbukていう古代ユダヤの言い伝えにでてくるバケモノなのだ。これが代々彼女の家系にとり憑いて肉体に憑依したがっているのであり、そいつとの闘いに敗れてママは死んじゃったのだという点がわかってきたころになると、彼女ばかりでなく、親友や恋人のみなさんにも危害が及ぶようになってくる。

後半は、ゲイリー・オールドマン演じる神秘主義研究家のオッサンが出てきて、エクソシズムをやらなくちゃという話になる。彼らはバケモノを召還して闘うのだ。やっつけるといっても、相手は死なないオバケなのであっちの世界にお戻り頂くしかないのだが、ゲイリー・オールドマンはウィンチェスター兄弟のように気の毒女性を助けてくれるんだろうかと注目するが、これがまたなんだか頼りないムードなのですね。

The Unborn trailer

※感想

これを映画館で見ちゃったら「肩すかしくらったぜー」と思うだろうが、週末の夜をリラックスするお手軽ムービーとして見てれば楽しめるくらいってとこかな。ゲイリー・オールドマンを見たのは久しぶりだったんですけど、彼はいったいいつ出てくるのかと思ってたら、やっとこさ後半になって出てきて、さぞかしジャジャーンと登場するのかと思ったら、これがまたじつに頼りナサゲなオッサンなのですね。「オバケなんていないんですよ。お嬢さん」なんていう。フォックス・モルダーやウィンチェスター兄弟と比べるとその腰砕け感はじつに情けない!「Saving people, Hunting things!」といってくれよ。それでも彼はオバケイヌを見たことで彼女の話を信じてくれるようになるのですが。

ケイスに「あなたはもしかして双子?」と最初の手がかりをくれた眼科医のオッサンはテレビドラマの『デクスター』の脇役男、キモ笑いギャグが炸裂する日系顔刑事のC・S・リーが演じていた。彼がいかにも医者らしい調子で「なんとかどーのこーの」と専門用語をズラズラならべて説明するシーンは彼らしくってよかった。台詞の最後にいきなりお下劣ギャグをカマしてキモ笑いをやってくれるかと思ったらそれはなかった。違うキャラだから当たり前か。『デクスター』からはもうひとりジェームズ・レマーが、ケイスのパパ役で出てきたが、彼はチョロッと出てきただけで後半はフェードアウトした。あと自殺ママはカーラ・グギーノ(スパイキッズのママ!)とか、私の好きな俳優さんが続々出てくるから得した気がした。でもこれらの俳優さんたちに思い入れがないひとにとっては、標準以下の駄作に思えるかもしれない。

オデット・アナブルデヴィッド・S・ゴイヤーのインタビューがありました。オデット・アナブルはかわいい顔して「ムシってほんとにきもちわるいわー」と述べたり(ムシにしてみりゃ撮影に使われて勝手なこというなと思うでしょうが)、「じつはねー」と切り出してエクソシズムのシーンを撮影したときに不思議な現象を体験したという話をして「いまじゃオバケも信じるようになったわ!」なんていってます。どうせつくり話なんでしょうけど。映画を売るためにこういうこといってると、ほんとにオバケが出るかもヨ。続編はこのプロットでやってください。

Odette Yustman interview
David S. Goyer interview

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原題: The Unborn
別題: La profecía del no nacido
Нерожденный
A túlvilág szülötte
Agennitos
Alma Perdida
Born
Dogmamis
Espírito do Mal
Il mai nato
L'entité
La semilla del mal
Nenarození
Nienarodzony
Sündimata kurjus
Unborn
Undead
Untitled David S. Goyer Project
邦題(カタカナ): 『アンボーン』
制作年: 2009年
制作国: アメリカ
公開日: 2009年1月9日 (カナダ)
2009年1月9日 (アメリカ)
2009年1月16日 (スペイン)
2009年1月22日 (ロシア)
2009年2月20日 (イギリス) (Glasgow Film Festival)
2009年2月26日 (オーストラリア)
2009年2月26日 (韓国)
2009年2月27日 (イタリア)
2009年2月27日 (イギリス)
2009年3月11日 (フランス)
2009年3月12日 (ドイツ)
2010年7月22日 (日本) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: The Unborn
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
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