映画|The Damned|ザ・ダムド

ここはコロンビアのボゴタ。

アメリカ人のカワイコちゃん（Nathalia Ramos）が、ジャーナリストの伯母（つってもけっこう若い）（カロリーナ・グエラ）を訪ねてやってきて、おきらく旅行中。

現地カレシ（Sebastian Martínez）もできて、ヒャホーと遊んでいたところ、娘の父親（ピーター・ファシネリ）が、文句をいいにアメリカからやってきた。

「おまえはカレッジに帰りなさい。こんなところで父親のクレジットカードをホイホイ使いやがって。この不良娘め」

という話だが、このパパには再婚する予定の熟女恋人（ソフィア・マイルズ）が同伴で、近々そっちと結婚式をやるというから、まぁ、父親もけっこうお盛んである。娘のママはずいぶん前に病気で死別したそうな。

「パパだって若い頃は遊んでいたくせに！」「おまえはまだ子供なんだから！」「帰りません！」「お父さん、興奮しないで」「なんだ！この野郎は！おれの娘を妊娠させるつもりか！」とかいいつつ、喧々諤々の家族争議の末、娘のパスポートを取りにいかねばということになり、一行は車に乗って山道をドライブにでかけたが、生憎の大雨警報であった。

山道でどどーと濁流に巻き込まれてえらいことになり、もはやこれまで、と思ったら、山の一軒家を見つけた。「たすけてえ」と逃げ込んだら、オヤジが出てきた。家に入れてくれたはいいが、どこかへんなオヤジである。なにか秘密があるらしいですね。

この家は元々ホテルだったらしいが、1978年以降はだれも泊まっていないらしい。こんな辺鄙な家にオヤジはひとりで住んでいるのだろうか。と思ったら、家の地下に少女が監禁されているではないか。あのオヤジはとんだ変態野郎だったんですね。もう許せないですね。ブッ殺すしかないですね。

と思ったら、なんかちがうんですよ。オヤジはワナワナと恐怖に怯え「あー、あれを逃がしてしまったのであるか！もうおしまいだ！」とかいって泣き叫ぶのである。彼らが助けたのは悪魔子供だったみたいよ。こわーい。

トレイラー動画

The Damned (2013) trailer

感想

これはものすごく感想をいいにくい映画である。いくつかのギョギョギョのシーンはよくできており、劇場公開クオリティ並にお金がかかっており、キャストはよく、特に、私がファンである熟女ソフィアさんの見せ場も用意されているのだが、妙に盛り上がりが足りない気がする。なにが足りないのだろう。詳しくはネタバレの方に書きますけれど、気になる方はいちどご覧になってください。

『The Dammed』はiTunesUSで公開中です。

ネタバレです

!!!! SPOILER ALERT !!!!
！ネタバレ注意！

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