映画|ザ・セヴンス・ハント|The 7th Hunt

5人の男女（ジェイソン・ストヤノフスキ、Tasneem Roc他）から成る殺人愛好会のみなさんが登場。彼らはキチガイ欲求を満たすべく、人知れず殺人をやって遊んでいるのであるが、今回、犠牲者に選ばれたのは以下の5名。

聴覚障害のある陸上選手女子カワイコちゃん（イモジェン・ベイリー）。その姉妹のゴス女（キャサディ・マドックス）。身勝手高慢ビッチ（オリヴィア・ソロモンズ）。女嫌いのわがまま男（マシュー・チャーレストン）。パソコンオタク男（ケイン・オキーフ）。

こんな気の毒なひとたちが（中には気の毒でないひともいるが）拉致監禁され、ブッ殺されるのであるが、この映画のキラーにはルールがあるということで、拉致する前に犠牲者の背景を調べるとか、拷問の手法は各自のお好みで趣向を凝らしたものであるとか、いろいろあるんだが、結局のところ、単にブッ殺してるだけなんだなあという気もします。

トレイラー動画

感想

これは全面的にだめであった。世に数ある、劣化版『ホステル (2005)』映画のリストづくりをやってるひとは、コレも加えておいてください。

ブッ殺すシーンに気合いが入ってないとか、ゴアゴアがぜんぜんないとか、いろいろあるが、ひとことでまとめるならば、中途半端と思われ。姉妹の心理描写を描きたいのか、猟奇的なこわさを描きたいのか、監督さんが何に着目しているのかがわからなかった。最後にちょっとしたオチがあるんだが、そこに至るまでの描写が弱いので印象に残らないです。

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