2010/10/12 (Tue) at 11:03 pm

映画|チェリー・ツリー・レーン|Cherry Tree Lane

中年夫婦が不良チームにとっつかまって、こわい目に遭うホラー映画。レイチェル・ブレイクトム・ブッチャージャメイン・ハンターアシュレイ・チンソニー・ムスリム。監督ポール・アンドリュー・ウィリアムズ。2010年。

チェリー・ツリー・レーン / Cherry Tree Lane DVDDVD画像

中年夫婦(レイチェル・ブレイクトム・ブッチャー)が家で晩めしを食っていたところに、いかにも「ぼくたち、不良です!」というムードの3人組が襲来する。ジャメイン・ハンターがリーダー役で、アシュレイ・チンソニー・ムスリムは子分。

チンピラどもは「うりゃうりゃガガーおんどれ!」と家に押し入り、夫婦をぶん殴り、家を占拠した。「な、な、ナニゴトですか!」と思ったら、ここんちのひとり息子に用事があってきたらしい。息子はセバスチャンという。セバスチャンのせいで彼らの仲間が刑務所入りになったもんで「くそったれめ!」と怒ってお仕置きにきたらしいんだが、パパママにとっては寝耳に水。びっくり仰天。息子がこんな不良とツルんでいたなんて!

「ちょ、あんたら、なんでもあげるから帰ってくださいよ」とお願いするも聞いてもらえず、「いつ帰ってきやがるんだ!ここで待たせてもらうわ!」といわれて、涙目となる。そう、セバスチャンくんはたまたま家にいなかったのである。

チンピラどもは、ソファにふんぞりかえってテレビを見たり、クッキーを食ったり傍若無人に振る舞う。うだうだと家に居座り、あーでもないこーでもないとだらだらしつつ、その合間に、ママは熟女好きチンピラにレイプされ、反抗するパパはぶん殴られる。『ファニーゲーム (1997)』みたいな雰囲気もあるが、こちらの場合は「セバスチャンにお仕置きする」という明確な目的があるから同じパターンではありません。

そこらじゅうに指紋をベタベタつけまくって気にする風でもない。中には、自分の家に電話をして「あー、ママー?ちょっとビデオの予約録画をたのんますわ!」とかいうヤツもいる。頭が悪いのか度胸がいいのかわからない!後半になると、彼らのガールフレンドとその友達やら弟(まだ子供!)なんかもやってきて、家の中は不良の溜まり場と化す。かわいそ。

映画を観てる私らは「いったいセバスチャンってどんなドラ息子なんだろう?はやく帰ってこないかな」と思うんだが、これがひっぱるひっぱる、最後の最後で、やっと息子が「ただいまー」つって帰ってくる。そこから先はドドーとアクション。ずっごーんうりゃあああああ。ハァハァ。というかんじです。

トレイラー動画

Cherry Tree Lane (2010) trailer

感想

単純な筋書きに文句をいわない、ゴアゴアがないという点に文句をいわない、という条件を満たすひと向け。観るひとによって好みがわかれるだろうが、つまらないということはないとおもう。

ゴアゴアがないというのは残念だが、これは監督さんの主張なのでしょうがない。その代わりに、みなさんの演技はなかなかのもんであり、チンピラどもはおっかないし、パパママはじつに気の毒だなあという点は楽しめたので、私的にはオッケーでした。

おっかないチンピラを演じたジャメイン・ハンターは『バイオレンス・レイク (2008)』に出てたんですよ。あっちでは悪ガキチームの子分のひとりだったですが、あれからずいぶん出世した!この映画では不良の親分です。とてもこわい顔だし、キレるとますますおっかない。彼のワル演技はなかなかのもんだと思う。DVDのメイキングを見ると、がんばって役づくりをしたんだなーという点がよくわかるよ。普通にしゃべってるとかわいい坊やなんだけど、カメラの前に立つと不良オーラがガガーと出ます。

さて、話題の中心人物、セバスチャンくんですが、彼はしょっちゅう名前が出てくるんだけど、その顔を見るまでにずいぶん待たされます。「息子がナニをしたっていうの?」「セバスチャンはほんとにアホ」「おねがいだからセバスチャンを殺さないで!」みたいな台詞がたくさん出てくるので「いったいどんなヤツなんだろう」と気になって最後まで見てしまうのです。んで、後半クライマックスはじつにドキドキしたからよかった。

私はこのジラセ手法がよかったと思ったけど、ま、ひとによっては「だらだらしすぎ!」と感じるでしょう。そこがわかれめ。

DVDのExtra

UK版DVDのオマケはこれだけ↓

  • Commentary With Writer/Director Paul Andrew Williams
  • Behind Closed Doors
  • Rehearsing The Horror
  • Trailer 1
  • Trailer 2
  • Out-Take

『Rehearsing The Horror』てのを見ると、俳優さんと監督が話し合いつつシーンをつくっていったんだなあというのがよくわかります。そういうていねいさがかんじられる映画だったですね。

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原題: Cherry Tree Lane
制作年: 2010年
制作国: イギリス
公開日: 2010年6月21日 (イギリス) (Edinburgh International Film Festival)
2010年10月7日 (フランス) (Dinard Festival of British Cinema)
2011年11月25日 (ドイツ) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Cherry Tree Lane
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
Makeup

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