映画|100FEET ワンハンドレッドフィート|100 Feet

暴力夫を殺して殺人罪で服役するマーニー（ファムケ・ヤンセン）は、刑務所から出されてhouse arrest（外出禁止）になる。house arrestってのは、比較的軽微な犯罪あるいは温情判決が出されたときに行われる措置であり「自宅に帰っていいけど、一歩も出ちゃだめ」というもんである。足首に監視装置をつけられ、半径100フィートの外に出るとアラームが鳴り、警官がくる。逃げようとすれば刑務所に逆戻りで、10年の刑期が追加される。

てわけで、彼女はサファリパークのライオンみたいに半自由状態で家に帰れたわけだが、家族はなく孤独である。かつて仲がよかったご近所さんは「殺人女が帰ってきたよ！」と冷たい視線。自分が殺人を犯した家で監禁されているというのは、本人にしてみれば、刑務所より嫌かもしれない。そこにジャジャーンとオバケが出てくる。これはつらい。彼女は家から出られないのです。でもオバケが家にいるんですよ。闘うしかない！

感想

テレビドラマっぽいかんじでおもしろかったです。オバケのCGはショボイですが、そこらへんは我慢しましょう。『ゴシップガール』のエド・ウェストウィックが配達の小僧さん役で登場しました。彼は出演時間は短いんだけど、印象的なroleでした。パッと出てきてハイオッケーなんていう仕事はかなりおいしいかんじ。出演時間が長いわりに文句いってるだけで印象の薄い刑事役のボビー・カナヴェイルが気の毒だなあと思ってたら、こっちも最後に見せ場があったからよかったですね。

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