映画|デフロスト|The Thaw

ヴァル・キルマー演じるえらい環境生態学者がカナダ最北端の北極（にちかいところ？）で研究してたら、マンモスの死体を発見。それにくっついていた謎の寄生体が人間に卵を産みつけた！ヤバいではないかと思ったら、そこになんにも知らない学生チームが遅れて到着する。そのなかには学者先生の娘（マーサ・マックアイサック）もいるんだが、やがて彼らも寄生されちゃってえらいめに遭う。ゲジゲジわーわー。

細かいことですが、いちおう書いときますが、コレは正確には虫じゃないんです。「bugじゃなくて脊椎動物 (vertebrate) なのだ」という台詞があったんですが、まぁ『虫』でいいじゃん！と思ったんで虫と書きました。

※感想

導入パートはかなり期待させる雰囲気ですが（X-FilesのCancer Manことウィリアム・B・デイヴィスが冒頭でチラと出てくる）、残念ながら、その後は盛りさがりました。凡庸なパニック映画でした。こういうのって、つい見続けてしまうんですよね。あの卵がかえったらどうなるんだろ？と気になってしまうのです。それが手なんでしょうけど。うまく釣られちゃってる私。地球温暖化とか環境がどーのこーのという前置き話がいちおうあるわけで、この学者先生も地球を救うために苦渋の決断をするわけですが、エコと寄生虫はどうつながるのか、それは強引すぎるだろ！と私には思えましたが、まぁどうでもいいか。ヴァル・キルマーってビッグネームのわりにはときどきへんな映画に出てますよね。

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