2007/12/1 (Sat) at 2:45 pm

映画|1408号室|1408

トンデモ超常現象本ライターが呪われたホテルの一室で一夜を過ごす話。原作スティーヴン・キングジョン・キューザックサミュエル・L・ジャクソン他。監督ミカエル・ハフストーム。2007年アメリカ。

1408号室 / 1408 DVDDVD画像

マイク・エスリンは超常現象トンデモ本のライターで、彼の元にはホーンテッドホテルやらオバケ出現ポイントだのといった怪しい情報が毎日寄せられる。行ってみるとガセばかりなんだが、彼は精力的に取材して巧いこと文章をヒネリだすから大したもんだ。プロである。じつのところ彼自身はオカルト/幽霊/超常現象の類いを一切信じていない。読者の前でも「オバケなんかいるはずない」と公言してはばからないが、ビジネスオンリーでもないような含みもあったりして、そのブレ具合が魅力的な人物である。「もしかしているかも?!」って思わせるのが上手なのだ。出版業界のいかがわしさがプンプンで、いかにもこういうひといそうだなと思った。

彼はニューヨークのドルフィン・ホテルの1408号室の取材にいく。過去においてこの部屋で心臓/首吊り/溺死等々ぜんぶ合わせて56件の死亡事件があったそうであり、支配人は強固に拒んで、取材をやめさせようとする。この駆け引きをするシーンの会話はすごくおもしろい。支配人はスィートを用意すると述べ、高価な酒を無料サービスし、ニックスのゲームのチケットをとってあげると誘惑するが、マイクは乗らない。相手をケムに巻く会話術は取材馴れしたライターである。対する支配人も彼に負けないくらいの老練さなのだが、結局マイクの勝ち。彼は呪われた1408号室で一夜を過ごすことになった。

いってみたら普通の部屋である。「さんざん脅されたわりには大したことないじゃんか」とヘラヘラ笑っていたのは最初だけで、コレはまったくガセなんかじゃなくて本物のホーンテッドホテルなのであった。ラジオが勝手に鳴りだしたと思ったらデジタル時計がカタカタと回って60分のカウントダウンが始まった。60分後になにかが起こるらしい。ひぃいいいい。人生初のオカルト現象に立ち向かうオカルトライターの運命は〜?

これはなかなかおもしろかった。オカルト話なのでいちおうホラーに分類されると思うが、エグい残虐シーン等は一切ないのでサスペンス好きな方も楽しめるだろう。後半のtwistで「じつは○○が△△だった」というオチが読めてしまうのがキズだったけれど、ジョン・キューザック演じるドタバタキャラがおもしろい。そしてサミュエル・L・ジャクソンがとてもよい。熟成感。彼が出てるだけで風格が出るっちゅうか、いかにも歴史のあるホテルなんだーって雰囲気がするから大したもんだ。ふたりが駆け引きするシーンの会話はとてもおもしろかったですね。以下ナイスなシーンのquotes↓

Mike: Why don't the owners just close the room?

manager: The Yasuko Corporation prefers to pretend there's no problem. Just as they pretend there's no 13th floor.

Mike: The room ... it's got to be filthy.

manager: I supervise the maids work in pairs. We treat the room as if it's a chamber filled with poison gas. We only stay 10 minutes and I insist the door remain open. But still ... A few years ago, a young maid from El Salvador found herself locked in the bathroom. She was only there for a few moments. But when we pulled her out, she was ...

Mike: She was dead?

manager: No, blind. She had taken a pair of scissors and gouged her eyes out. She was laughing hysterically.

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原題: 1408
別題: 1408
Chambre 1408
Pokoj 1408
Zimmer 1408
邦題(カタカナ): 『1408号室』
制作年: 2007年
制作国: アメリカ
公開日: 2007年6月12日 (アメリカ) (Westwood, California premiere)
2007年6月22日 (アメリカ)
2007年7月12日 (ロシア)
2007年8月1日 (韓国)
2007年8月31日 (イギリス)
2007年9月13日 (ドイツ)
2007年9月13日 (香港)
2007年10月13日 (スペイン) (Sitges - Catalonian International Film Festival)
2007年11月11日 (スペイン) (Málaga International Week of Fantastic Cinema)
2007年11月23日 (イタリア)
2007年12月6日 (オーストラリア)
2007年12月14日 (スペイン)
2008年1月16日 (フランス)
2008年10月21日 (日本) (Tokyo International Film Festival)
2008年11月22日 (日本)
imdb.com: imdb.com :: 1408
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup
謝辞

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