映画|スカイライン-征服-|Skyline

ジャロードさん（エリック・バルフォー）とその恋人エレインさん（スコッティー・トンプソン）はLAにやってきた。空港に着いたらリムジンのお迎えが待ってて、高級アパートのペントハウスにご案内されたもんで、ふたりは「すげえなあ！」と仰天する。

彼らを招待したのはテリーさん（ドナルド・フェイソン）というセレブ男で、彼はジャロードさんの大親友なのである。自分の誕生日パーティに友達カップルを呼び寄せたってことでした。

ジャロードさんとエレインさんは、テリーさんの案内で、LA的チャラチャラ金持ち連中が集まるパーティに参加するのであるが、エレインさんにとっては、このようなチャラチャラしたハリウッド人種とアホなパーティ遊びをするなんてつまんないのであり、彼女はもう帰りたくなってしまうとか、いろいろあるんだが、そんなことは、このさい、どうでもいいのである。

怪獣ですよ、怪獣！

翌日の深夜早朝、空から青い光がたくさん落ちてきて、ナニゴトですか！と思ったら、巨大宇宙船がどどーんと飛来する。うへー。大きいなあ。

そこらじゅうにエイリアンがジャンジャカ出てきて、人間たちを襲いだす。わーわー。

LAの街は壊滅。凶悪人食いエイリアンが跳梁跋扈する風景はこの世のものとは思えません！怪獣怪獣怪獣怪獣怪獣怪獣怪獣ガオー！ぎょおおおおぇえええええ！

パーティきぶんはブッ飛んで、みんなはひたすら逃げる逃げる。『Dexter』のバティスタ役でおなじみのデヴィッド・ザヤスが、アパート（or ホテル？）の管理人を演じます。彼もみんなといっしょに逃げ回る。

余談ですが『管理人』といっても、ここはセレブご用達の超高級なところなのですから、ショボいオッサン風情ではないんですよ。コンシェルジュなんだそうで。私にはナニソレ？ってかんじなんですが。。

『スカイライン-征服-』は2011年6月劇場公開

邦題『スカイライン-征服-』にて2011年6月18日全国劇場公開。詳しくは公式サイトで↓

• スカイライン-征服- 公式サイト

トレイラー動画

感想

すっごーい。

おもしろーい。

この映画は人によっておそろしく評価がわかれるようで、Syfy Originalのお安い怪獣映画を大予算でつくっただけではないか、なんて批判するひともいるんだが（これとか）、それのどこがわるいのであるか。

食材にめいっぱいお金をかけたジャンクフードみたいなもんだと思えばいいんですよ。たまにはそういうのも食べたくなるじゃんね？

『スカイライン-征服- (2010)』は、筋書きなんてあるわけねーよくそったれという調子で、怪獣がジャンジャカ出てきてボコスカ暴れ回るだけの映画です。だからとっても単純。見どころは派手な特殊効果。そんだけ。

こいつらは人間に対して青い光を照射してくるんですね。それを見ちゃうと血管が浮き出て、頭がどうかしちゃって、ふわーとおびき寄せられてしまうの。んで、パクッと食われてしまう。アンコウみたいなもんかなと思いました。

主演のネーチャン、エレインさんは妊娠しているんだが、それが最後のオチにつながります。よくあるヤツなんですけど、おもしろかったからいいですよ。

最後はクリフハンガーだったので、続編がいつかできるんじゃないでしょうか。そこで、あの、病気みたいなものの正体がわかってくるんじゃないのかな。

DVDのオマケ

• Feature Commentary With Directors Greg And Colin Strause
• Feature Commentary With Co-writer / Producer Liam O'Donnell And Co-writer Joshua Cordes
• Deleted And Extended Scenes
• Alternate Scenes
• Pre-Visualization
• Trailers

Deleted Scenes、Alternate Scenesは会話ばかりでそう大したもんは入ってないんだが、キャラのみなさんのことが、よりよくわかるようになる。が、この映画に関しては、そんなもんどうでもいいですね。だから見るべきものはあまりない。

Pre-Visualizationてのは、粗雑なCG動画で『動く絵コンテ』みたいなものかな。こうやってシーンを決めていくんだなあというのがわかります。

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