2009/2/4 (Wed) at 9:59 pm

映画|スクリーマーズ: ザ・ハンティング|Screamers: The Hunting

進化する殺戮マシン『スクリーマーズ(1995年)』のその後を描いたパート2。ヘンドリクソンの実の娘が登場。舞台は同じく惑星シリウス6B。ジーナ・ホールデンスティーヴン・アメルランス・ヘンリクセン。監督シェルドン・ウィルソン。原作フィリップ・K・ディック。2009年。

スクリーマーズ: ザ・ハンティング / Screamers: The Hunting DVDDVD画像

前作『スクリーマーズ(1995年)』の13年後の未来。

1隻の宇宙船が地球からシリウス6Bに到着。映画の冒頭にて、彼らの任務内容と時代背景がサマリされる。その中には、前作ラストで地球に向けて脱出したヘンドリクセンのその後の運命も明かされる。こんなかんじ↓

85年前、新鉱物『ベリニウム』が惑星シリウス6Bにて発見された。地球のエネルギー枯渇を救う画期的な発見とみなされたが、惑星の労働者たちと科学者たちが半旗を翻して、戦争勃発。科学者たちは独自の兵器『スクリーマーズ』を開発した。これを機に彼らは優勢になったものの、この殺戮兵器は発明者の予想を遥かに超えて自己増殖し、惑星の人間を死滅させた。

13年前、唯一の生存者、ジョセフ・ヘンドリクソンは地球に帰還したが、大気圏再突入の際にシップが炎上。死亡。自殺だったとされている。以後、シリウス6Bと地球との交信は途絶えた。生存者はゼロと信じられてきたが、2ヶ月前、地球でSOS信号を受信した。チームの任務は生存者の存在を確認し、救出活動を行うことである。

てわけで、レスキューチームが地球から派遣されてきたのだが、その中にはヘンドリクソンの娘がいる。ジーナ・ホールデン演じるブロンテちゃんはキリリとしたシャープな美人顔。きゃー、かっこいい!

彼女は自分の父が自殺したっていうのが信じられないので真相を確かめたいと願ってこの任務に志願したというプライベートな事情はチームのみなさんにはナイショである。この娘ってのは、戦争が起こる前、ヘンドリクソンが地球にいた頃につきあってた女とのあいだに産まれた娘らしい。ちなみに彼女のランクは "lieutenant" となっている。父親の勇気と才能を受け継いだのだろう。

ブロンテの個人的な事情はさておき、生存者を捜索&レスキューするのが任務だが、グレッグ・ブリック演じるチームのリーダーがタイムリミットを告げた。6日後に巨大隕石が惑星シリウス6Bに衝突するそうな。衝突後、24時間で惑星の生物は死滅する。48時間で惑星が消滅する。よって、7日以内にミッション敢行しなくちゃいけないと明かされた。

もちろん地表には凶悪キリングマシーンの『スクリーマーズ』がキィイイイイイインと待ち構えている。彼らはミッション敢行できるんでしょうか。そしてヘンドリクソンの死の真相は?

Screamers: The Hunting trailer

※感想

imdbのbbsに「スターシップ・トゥルーパーズみたいになっちゃったヨ!あーあー」と嘆く声があった。この場合『スターシップ・トゥルーパーズ』が悪い映画だという意味ではないと思われ。『スターシップ・トゥルーパーズ』は楽しいSF映画なんだけど、あのバカノーテンキなノリはPKDレガシーの題材とは合わないんだから、そういうのはヤメテクレヨ〜っていう意味での発言ですよね(たぶん)。じつにまったくそう通り。『スターシップ・トゥルーパーズ』にもなりきれてないという点が無念である。

ジーナ・ホールデンはキレイでかっこいいけれど、映画としてはパッとしない。SF物語のお約束パターンが続くのでどんどん先が読める。この点だけはしっかりレガシーである。というか、この脚本はワザとネタバレしつつ進行するような調子でさえある。ラストのオチは「もうそれ飽きた!」といいたくなるヤツだった。SF映画を観て「たくもう!」とイキリたってしまうなんて、私はまだまだ修行が足りないなと反省した。SF/ホラーウォッチャーたるもの、虚無の境地にならねばならない。と頭ではわかってるんですけど。

SPOILER ALERT!!!!!
ネタバレ!

チームは惑星に着陸して捜索開始。地下に建設された『スクリーマーズ』の工場を発見した。工場の機能は停止していたが、グレッグ・ブリック演じるチームのリーダーがみんなの目を盗んで『スクリーマーズ』のデータを抜きとったらば、彼はどうやらこの未知のテクノロジーを盗みたかったようなんだけど、彼がいぢくったせいで工場が活性化。ぐわーんと動きだして、ジャカスカ製造するようになった。

やがてチームは惑星の生存者たちと遭遇。ヨッシャいっしょに帰ろうと思ったら『スクリーマーズ』に宇宙船の燃料を奪われた。このままじゃ飛べないから、代替燃料を探さなくちゃ。

ところで、レスキューチームは『スクリーマーズ』が進化して人間ソックリタイプが存在するという点を知らなかったので、マンマとダマされて死人が出た。現地のみなさんといっしょに燃料を探してたら、ランス・ヘンリクセン演じるユージーン・オーソーという孤独男に助けられる。

オーソーは『スクリーマーズ』の発明者であり、ヘンドリクソンの友人でもあった。ブロンテをひとめで友人の娘であると見抜き、彼が地球に帰還するところで自殺したと聞くと「あの男が自ら死を選んだのなら理由があるはず。シップに『スクリーマーズ』がいると知り、地球を守るために死を選んだのだろう」と述べて、ブロンテを慰めた。

オーソーは頼れるオヤジだったが、燃料セルはここにはないと嘘をついた。『スクリーマーズ』が地球に侵入することを怖れて嘘をついたと思われ。彼の嘘がバレて燃料セルをゲットしたところで、『スクリーマーズ』の大群がががががーーーんと襲ってくる。どどどーーーんとアクションの末に、サバイブしたのは2名のみ。

ブロンテとシリウス6Bで知り合った現地男である。なーんとなくわかっちゃうように、現地男は『スクリーマーズ』なのであった。それと知らずにいっしょに地球に戻ったブロンテは妊娠していた。ふたりはシリウス6Bで仲良くなってナニしちゃったのだが、地球帰還はその2ヶ月後であり、この時点にしてすでにおなかは妊婦状態。ひぃいい。こんどはスクリマーズ・ベイビーが地球に侵出ですかというクリフハンガーで終了。

おしまい〜。

ラストで『THE BIGINNIG ...』なんて出るのでこの次もやるんでしょうか。ブロンテちゃんはパパと同じく自爆死しちゃうんでしょうか。

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原題: Screamers: The Hunting
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Tajemnica Syriusza: Polowanie
Vrištavci 2: Lov
制作年: 2009年
制作国: カナダ
公開日: 2009年1月 (アメリカ) (internet)
2009年2月17日 (アメリカ)
2009年4月9日 (ドイツ)
2009年4月20日 (イギリス)
2009年4月28日 (イタリア)
imdb.com: imdb.com :: Screamers: The Hunting
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup
  • Screamers: The Hunting - ふんだり蹴ったり(仮)ver.2.0

    1を見ずに2から見るという… 仕方ないじゃないコロンビアでは2しか放送してくれなかったんだから! それにしてもこんな映像作れるなら頑張ってDead Space映画化して欲しい。 あんな面白人型兵器を映像化出...

    2011/11/21, 9:16 PM

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