映画|アルファ・ガールズ|Alpha Girls

どっかのカレッジの女子寮。

ワケアリ娘カワイコちゃんのモーガンさん（ファロン・ジョスリン）が転入してくる。この学校は全寮制で、彼女は自動的にソロリティの新メンバーになったが、ここにはオニババのような女団長（つまりAlpha Girl。演じるのはニッキ・ベル）がいた。格下の下級生はドレイ扱いされ、散々な目に遭わされる。モーガンとルームメイトのみなさんはヒーヒー。

女同士のいぢめってのは、なんだかいやですねえ。キチガイキラーが暴れ回っているのとはまたちがうイヤーなかんじがあります。

4人の娘たちは、来る日も来る日もいぢわるに耐えていたが、その中のひとり、キャシディさん（ビヴァリー・リヴェラ）は、じつは、魔女だった。ある日、彼女は買い物にいった先でロトを当ててみせ、すごいねー、つったら、いい気になって願い事を叶える儀式をやったら、モーガンにはカレシ（ヴィクター・ジェナロ）ができ、ジュリエット（ニコール・シナグリア）は大金持ちになり、エイプリル（Kara Zhang）は成績トップになり、不幸娘たちは幸せになった。

こうなると、憎き女団長をお仕置きしてやれ。という話になるわけだが、この手の魔術というのはいずれしっぺ返しがくるわけです。ツケが回ってきて、最後はヒデー目に遭う！きゃー！よくある学園ソロリティものスラッシャー！

ロン・ジェレミーが神父様役でチョロッと登場します。

トレイラー動画

Alpha Girls (2013) trailer

感想

なんだか阿呆みたいな話だが、ポケーと見てるぶんにはおもしろくていいかなくらいでした。こんな映画に出てきて、魔女メイクして、頭にヤギの角をくっつけて、おおまじめな顔をして、「Black God of death! Hear me!」とか叫ぶなんてさ、映画を見てる人間より、演じているほうがよっぽど楽しいと思いますよ。こんなことやっててお金をもらえるなんて、うらやましいですよほんとまぢで↓

この映画はよくあるソロリティものだが、題名の通り、Alpha Girlsをネタにしています。ライスとかヒラリーとか政財界で大物になるような女は学生の頃から社交クラブでブイブイいわせて、そんな上流階級のヤツラはじつは黒魔術使いだったというのはちょっとおもしろい。この映画を見てたらこんなのが頭に浮かんだ↓

ヒラリー・クリントンが魔女コスで悪霊を呼び出し、処女の血を浴びようと思ったら、バージン娘だと思って拉致した女がじつはスケート靴を履いたトーニャ・ハーディングで、ボコスカ殴り合いの大スラッシャーに発展！とかさ、そんなのやってたら見物したいよね。

『Alpha Girls (2013)』はただいまiTunesUSで発売中。

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