2014/2/13 (Thu) at 11:31 am

映画|スティッチ|Stitch

エドワード・ファーロングのヒーヒー血塗れ演技を楽しもう。砂漠の一軒家を舞台にした、超常現象オカルト系のホラー映画。ショーナ・ウォルドロンダイアン・サリンジャー。監督Ajai。2014年。

スティッチ / Stitch DVDDVD画像

ここは砂漠の一軒家。

こんな酔狂な場所に4人の男女がドライブしてやってくる。家の前に着いたら、家主のオバちゃん(ダイアン・サリンジャー)が待っていた。

「いやー、遅れてすません」と挨拶をしたら、オバちゃんは「こんな場所にえんえん立ちんぼうでつらかった!」と文句をいい、こんな恨み台詞を述べた↓

Landlady: “The pain of your birth hunts you down in the end.”

「産みの苦しみに苛まれるがいい」

遅刻した相手にいう台詞にしては、少々大げさではないか。「家の中で待ってればよかったのに」といったら「あの家にはわたしは入りません」と言い残して去っていった。へんなオバちゃん。

さて、この4名は二組のカップルである。マースデン(エドワード・ファーロング)とセラ(ショーナ・ウォルドロン)は娘(ティファニー・マーティン)をなくしたばかりの悲しい夫婦。ピリノ(ローレンス・メイソン)とコリーン(シャーリー・ブレナー)はその友達カップル。

なぜ彼らがこんな辺鄙な場所にやってきたかというと、娘が死んで悲しむ夫婦が死んだ娘と惜別できるよう砂漠で儀式をやるべきだ、というピリノさんの発案によるのであった。なんだか知らないが、ピリノという男はスピリチュアルにカブれている男で、彼が夫婦を説得して連れてきたらしい。

夜になったら、ピリノの指示で焚き火をボーボー燃やして、仰々しい儀式をやるんだが、他の3人は半信半疑である。でも、彼がやれというから従っているという調子。

その後、へんなことが起きる。

彼らは過去の記憶の一部をなくしている点に気づいて、気味悪く思う。はて面妖な。そして、さらに、儀式で燃やしたはずの娘の人形が再び出てきて、復活したチャッキーみたいに顔に縫い目がついていた。燃えたはずなのに!

悲しみのママは友達カップルのいたずらだと疑い、「どうしてこんなひどいことをするんだ!」と怒った。この場所には4名しかいないのだから、そのように疑ってもおかしくないのだが、疑われた方は「天地神明に誓って、そのようなことはしてません」という。

家の地下には、開かない鉄の扉があって、そのむこうからケモノの唸り声が聞こえ、ナンじゃこれ、と思ったら、コリーンさんが正体不明の敵にズダーンと襲われ、顔に大きな傷ができ、さらに不思議なことに、顔の傷は縫合されていた。彼女がひとりきりになったのはわずかの間であるから、じつに不可解。

その後も、説明不能な現象が多発する。外では雷がどんどんと鳴り響き、ラジオをつけたら「皆既日食が起きて、世界中で異変が起こり、人々がバタバタ死んでいる。この世の終わりであるか」みたいなことをいう。

4名はなすすべなく家の中にたてこもる。敵の正体はわからない。やがて彼らは傷だらけズタボロとなり、いよいよおしまいか、神が振り降ろした怒りの槌に地球はひび割れ、この世は滅びてしまうのか、とげんなりした頃、〇〇と〇〇がじつは浮気していたなんていう事実が露見し、大ケンカとなり、「こんな天変地異が起きているさなかに、夫婦喧嘩をしている場合か」という点に気づいて、へたへたと座り込んでしまうのである。

いったいぜんたい何が起きているのでしょう。

Landlady: “Suffer or surrender!”

トレイラー動画

Stitch (2014) trailer

感想

見始めてまもなく、「またあれですか」と悪い予感がして、結論からいうと、結局、あれであった。以前にもどこかで書いたが、ほんとにアメリカ人ってこういうオチが好きだよね。

という点は残念だったが、コレ系の中ではよかったですよ。悪魔モドキが出てきたり、雷がどかーんと落ちたり、体中切り傷だらけになったり、いろんなことが起きるんだが、次から次にイベントがあるから飽きないかんじです。エドワード・ファーロングのファンならまずまず楽しめるんじゃないの。

エドワード・ファーロングがパパ役なんてへんだなあ。と思ったけど、やっぱりこういう不幸なパパなんですね。彼はこういう役が似合うなあ。

ところで、この映画の監督にクレジットされているAjaiさんというのはナニモノなんですかね。過去作品ゼロ。わかっているのは名前だけ。どっかの誰かが別名義でやってるのかな(もしかしてボルさんだったりして)。どなたか詳細をご存知?

私はiTunesUSで見ましたが、Blu-Rayも発売中。

追記!以下のquotesにはネタバレが含まれます!

Memorable Quotes

Landlady: The pain of your birth hunts you down in the end.

Landlady: You're back. This is today.
Marsden: Am I dead?
Landlady: No.
Marsden: Then where am I?
Landlady: Hell. You don't have to die to get there.
Marsden: How the fuck can I be there and here at the same time?
Landlady: How can anyone be anywhere at any time? This is the mystery of consciousness. You can occupy many bodies at once. Some physical some ethereal... but ultimately an illusion. A part of you is in Lily's subconscious now in her dying mental images. Your lives that feel so real are merely dreams within dreams, rising and collapsing like waves in the ocean of consciousness. You and Lilly are right here, right now. Crystallized into form by the power of your mutual pain.
Marsden: Tell me. What kind of god would make a fucking place like this? You tell me that. Tell me!
Landlady: The god you dreamed up! Suffer or surrender. It is always your choice.

画像

画像をもっと見る (85枚)

twitterのご案内

当ブログをお読みくださり、ありがとうございます。twitterやってます。ホラー映画好きな方はフォローしてくださいませ。サイトの更新や新作ホラーの情報を随時流しています↓

Facebookのご案内

ホラー映画 :: 洋画』の最近のエントリ

ホラーなブログの方はどうぞ
原題: Stitch
制作年: 2014年
制作国: アメリカ
公開日: 2014年2月14日 (アメリカ) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Stitch
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup

ホラーSHOX [呪](『ほらーしょっくすのろい』と読む)は新作ホラー映画のレビュー中心のブログです。たまに古いのやコメディ等もとりあげます。HORROR SHOX is a Japan-based web site, which is all about horror flicks.

 

すべての投稿 (1543)

CALL GIRL COMIC by DAIJU KURABAYSHIEL GIGANTE COMIC COMIC by DAIJU KURABAYSHI
HORROR SHOX - Horror Reviews, News