2013/4/18 (Thu) at 7:55 am

映画|バッド・キッズ・ゴー・トゥー・ヘル|Bad Kids Go to Hell

図書館で居残りさせられる高校生がオバケに襲われてびっくりするホラー映画。スプラッター的お笑い『ブレックファスト・クラブ』。キャメロン・ディーン・スチュワートアリ・フォークナーアマンダ・アレックジャド・ネルソン。監督マシュー・スプラドリン。2012年。

バッド・キッズ・ゴー・トゥー・ヘル / Bad Kids Go to Hell DVDDVD画像

ここはクレストビューアカデミーていう高校。

問題生徒6名のみなさんが、居残り特別指導のため、週末の学校に招集される。生徒の中には、市の権力者たち(政治家やら弁護士やら実業家やら)の子供たちがゴロゴロいる。

トリシアさん(アリ・フォークナー)は知事の娘。フォーブスの表紙にも顔が出た政治家の娘ともなれば、常に「私が!私が!」が口癖で、生意気オーラむんむん。世の中の人間すべて自分の召使いであると見下す彼女は、クレストビューのパリス・ヒルトン。こんな台詞をうれしそうにしゃべります↓

Tricia: There's no we. I just do me.

これに負けない強烈ビッチのメガンさん(アマンダ・アレック)のパパは、金持ち御用達の有名弁護士。彼女にとって『尊大』とはすなわち『知性』のあかしである。頭のいい人間はいばりくさるのが世の習いと信じる彼女は、自分に向けられる敵意の意味がさっぱりわからない。

「わたしのような頭のいい女が、なぜ陰口を叩かれるのか。愚民どもめ。あたまにくるわ」と日々の精神的ストレスに悩むゆえ、ぜんそく発作に備えて、インヘイラーが欠かせない。

金持ちビッチの後ろに立つのが、実業家金持ちの息子コンビ、クレイグ(ロジャー・エドワーズ)と、タレク(マーク・ドネイト)である。

こんなクソ憎たらしい金持ち軍団4名に混じって、残りの2名はうってかわって愚民代表です。

ヴェロニカさん(オージー・デューク)は両親をなくしたゴス娘。オカルト好きであり、エッチ好きでもある彼女は、パンツの中に愛用ローターを常時着用。

そして、最後になったが、この映画のメインキャラであるマット(キャメロン・ディーン・スチュワート)は謎めいた不良少年である。度重なる問題行動ゆえ、すでに放校処分を受けたにも関わらず、今回の居残り学習に自主参加してきた。この男は少年院にいった前科があるらしい。

生徒たちを監督するカウンセラー先生(ジェフリー・シュミット)が、彼の放校をまだ聞かされていなかったので、参加を許されたのであるが、いったいどういうつもりであるか。いまさら居残りに参加しても意味がないのに。

こんな強烈な個性のみなさんは、新しくできた図書館に閉じ込められ、8時間を過ごすんだが、そこにオバケが出てきてびっくり。図書館が建設される以前、この土地にはインディアンの末裔の男が住んでいたんだが、そいつは病院の窓から飛び降りて死んだそうな。大昔のインディアンの呪いのせいらしいよ。最後にアッと驚くtwistがあるよ。

最後においしい役をさらう用務員のオッサンにベン・ブロウダー。校長先生にジャド・ネルソン

Megan: You think Paris or Lindsay ever served detention?

トレイラー動画

Bad Kids Go to Hell (2012) trailer

感想

ジョン・ヒューズ監督のカルト青春映画『ブレックファスト・クラブ』の設定を現代に置き換えて、ホラー要素をフリかけたらこうなった、みたいな映画。

ヴェロニカさんが登場するシーンとか、図書館のロビーに大きな彫像があるとか、子供たちの親がどうしたとか、用務員のおじさんがナニゲに鍵を握る脇役であるとか、似ている部分がたくさんあったので、意識してオマージュ的にやってるんじゃないですかね。生徒たちのキャラもカブっている。

でも、設定が似ているといっても、展開は大きく異なります。『ブレックファスト・クラブ』は甘くて切ないハッピーエンドだったですが、こちらはオバケが出てきて大騒ぎギャーギャー。果ては生徒同士の仲間割れになる。

クソ生意気なガキどものしゃべる台詞がいちいちおもしろいです。特に知事の娘のトリシアさんは、麻生太郎のように口をひんまげて、憎たらしい台詞をうれしそうにしゃべるので、見てると腹が立ってきます。

大いばりの弁護士メガネ娘もかなりよかったんだが、こいつは序盤で死んじゃうので、残念でした。もうちょっとしゃべってほしかったなあ。あのネーチャン、なかなかいいじゃん。脱ぎっぷりもいいし。

しゃべっている時間が長くて、アクションは少なめかなって気もするが、キャラの立ちがよく、カメラワークがPV風で凝ってて、うだうだ感などはない。これはこれでよかった。

金持ちのガキどもがほんとに憎たらしくて、愚民コンビも負けてないから楽しいです。最後のtwistもよかったよね。エンドロールの途中でオチがあるから最後までちゃんと見るといいですよ。ところで、カルロスって結局出てこなかったよね。あれはなんだったんでしょうか。

私はぜんぜん知りませんでしたが、『Bad Kids Go to Hell (2012)』は元ネタがコミックなんだそうで、公式サイトにいくと詳しい情報があります↓

DVDのオマケ

ジャド・ネルソン監督
マシュー・スプラドリン / Matthew Spradlin 画像

  • Director And Producer Audio Commentary
  • Galleries
    • Comic Book Art by Anthony Vargas
    • Behind The Scenes by Dat Mai
    • FX Make Up
  • The Making Of Bad Kids Go To Hell
    • Kids Introductions
    • Craig vs. Ghost
    • Visual FX Breakdowns by Element X Creative

このDVDは英語字幕つき↓

画像

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原題: Bad Kids Go to Hell
別題: The Haunting of Crestview High
Swagger Academy
制作年: 2012年
制作国: アメリカ
公開日: 2012年7月13日 (アメリカ) (Comic-Con International Independent Film Festival premiere)
2012年9月15日 (アメリカ) (Stan Lee's Comikaze Expo)
2012年9月29日 (アメリカ) (Ruby Mountain Film Festival)
2012年10月27日 (アメリカ) (limited)
2012年12月7日 (アメリカ)
2012年12月14日 (カナダ)
imdb.com: imdb.com :: Bad Kids Go to Hell
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup
謝辞

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