2013/3/17 (Sun) at 3:25 pm

映画|Famine

落ちこぼれ高校生たちがボッコボコにブッ殺されるスラッシャーなホラー映画。ゴアゴアたくさんあるよ。Michelle SabieneChristine WallaceBeth Cantor。監督ライアン・ニコルソン。2011年。カナダ。

Famine DVDDVD画像

どっかの高校。

ミニスカお色気むんむんの新任教師、ヴィッカーズ先生(Michelle Sabiene)がやってきた。彼女は、着任早々、学校のチャリティイベント『断食の会』の監督役に自ら志願し、周囲をびっくりさせた。

『断食の会』というのは「空腹に耐えゴハンの恵みに感謝しましょう」という、誠に崇高な主旨のイベントだが、これに参加すれば成績にボーナス点がつくというので、落第にリーチのかかった低能バカ連中がこぞって集合。落ちこぼれを卒業させたい学校側が考えついた救済企画。という台詞はなかったが、まぁ、そのようなものであろう。

じつは、本校でこのイベントが行われるのは5年ぶりである。前回において不幸な事故が起きたため、ながらく中止されていたそうな。ヴィッカーズ先生は、ズッコケドジな巨乳娘のジェニーさん(Christine Wallace)に「いったいナニがあったの?」と質問し、噂話を教わった。こんなの↓

その昔、いぢめられっこ娘のキャシーさん(Beth Cantor)は、イケメン体育教師のバルザック先生(Nathan Durec)に惚れていたが、彼は高校内でロックスターのような人気者であったので、彼女のような娘は相手にしてもらえないだろうと思いきや、ふたりは急接近、キャシーさんは夢心地で女の喜びをかみしめた。が、ヒョイと押した拍子に硫酸のビンが落下。バルザック先生のイケメン顔はグジュグジュになっちまった。以来、バルザック先生は姿を消した。

という話であった。これは映画の最後に明かされる真相とは少し異なるが、大筋では似たようなものである。ヴィッカーズ先生は興味深く昔話を聞いたが、ひとつわからないのは、キャシーがいまも生徒として在籍しているという点である。事件後、彼女は精神病院入りしたというのだが、それがどうして学校に舞い戻ったのだろうか。

その点をさらに質問したところ、それまできげんよくしゃべっていたジェニーさんは態度が急変。「ど、どうしてそんなに質問ばかりするのですか!」と大声で叫ぶからびっくり。この娘はふだんは優しく穏やかな人柄なんだが、自分のキャパを超える質問をされると、発狂する癖があるらしい。なかなかインパクトのあるネーチャンだが、この映画には、こんな調子の、頭のおかしいひとたちがたくさん登場します。

さて、ボーナス点目当てにやってきた参加者たちは体育館でうだうだと過ごす。トイレでオナニーにふける者あり、隠しておいた食べ物に手を出す者あり、そこらへんでsexする者あり、各自、思い思いの方法で時間潰しをするが、そうこうするうち、学校マスコットの着ぐるみキラーが学校内を徘徊し、ひとりづつブッ殺されていきます。5年前に学校を追われたバルザック先生が戻ってきたらしいよ。キャー!

トレイラー動画

Famine (2011) trailer

感想

ははははははははははははははははははは。

ボーリング場を舞台にしたレイプお笑いバカスラッシャー『Gutterballs (2008)』(邦題は『悪魔の毒々ボウリング』)、そして、ワイヤハンガーを売女のマンコに突っ込んで堕胎させたつもりが、奇形赤ちゃんが産まれてウギャー!ていう悪趣味ホラー『Hanger (2009)』、こんな映画ばかりつくっているライアン・ニコルソン監督の最新作です。

いままでのヤツに比べるとだいぶ豪華になったですね。オープニングもかっこいいじゃないですか。いや、豪華、といっても、普通の低予算ホラー並になったなあという意味ですが。

Famine (2011)』はお笑い映画なので『Gutterballs (2008)』に近いかんじですが、あれよりもずっと進歩した感があります。私、万年落第生のみなさんのユルーいコントに笑えて笑えて仕方がありません。「それを下に置け!」といわれた女が鞄を下に置く(武器は手に持ったまま)。とかさ。おもしろーい。この映画を観終わったら脳ミソの皺が少し減った気がします。何度も観たら脳がツルツルになってしまいそうでこわいです。

IMDbのレビューを見るとクソミソ文句の嵐なんだが、その中に「みんなの文句を真に受けなくてよかった」なんて賞賛コメントもある。だからわかるひとにはわかるんですよ。ま、あれだ、『Gutterballs (2008)』をゲラゲラ笑って見ているひとには楽しいとおもいますよ。

ライアン・ニコルソンは特殊メイク専門の監督さんなので(実績多数!)、ゴアゴアはばっちりです。ナイフでズボズボだの、頭皮をズル剥けイテテだの、乳首チョン切りだの、おなかをざっくり内臓ドバーだの、派手なシーンがたくさんあるからゴアラバーも満足です。どれもこれもよくできている。

ところで、トレイラーではフィルムにノイズを入れたエクスプレイテーション風の映像になっていますが、映画の中ではそのようなエフェクトはありませんでした。あれはやらなくて正解だったですね。

現在、『Famine (2011)』はドイツ版のみが出ているようです。USもUKもまだ出てない。ドイツ版のオマケはトレイラーだけでした。英語字幕ナシ。この映画をこれから買ってみようというひとは必ずUNCUT版をお求めください↓

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原題: Famine
別題: Famine - 20 Students, 20 Hours, 20 Horrible Ways to Die
制作年: 2011年
制作国: カナダ
公開日: 2011年4月1日 (カナダ)
2012年9月28日 (ドイツ)
imdb.com: imdb.com :: Famine
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
衣装デザイン
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