2013/1/22 (Tue) at 1:39 am

映画|バックスラッシャー|Backslasher

ソーシャルネットワーク + お色気むんむんインディーズスラッシャー低予算ホラー映画 from UK。エリノア・ジェイムズ、エミリー・イーヴス、ジェイソン・インペイ。監督ティム・コウルズ。2012年。

ベッカさん（エリノア・ジェイムズ）は、親友娘のルビーさん（エミリー・イーヴス）といっしょに「いっちょう儲けようじゃん」つって、オンラインストアを立ち上げる。彼女たちが売るのは、お色気ランジェリーとセックストイ。

いまどきのネットビジネスはソーシャル必須。てわけで、Facebook（という名前は出てこないが、明らかにソレらしきサイト）にページをつくり、友達を増やす。興味を持ってもらえるよう、お色気ネーチャン軍団を積極的に登用し、エロいランジェリービデオをネットに流す。注文者には配達パーティサービスも行う。

Facebook時代のヤリ手ババアてかんじ。売春をしているわけではないが、エッチ心をくすぐる手腕が巧いよね。友達リストの数が増えるに従い、チャリーンチャリーンと金持ちになる気がする。ベッカさんはウハウハせっせと仕事に励むのであるが、そうこうするうち、謎のストーカー男が出てくる。

怪しいフード男が闇を徘徊し、彼女の友達リストの連中をブッ殺していくのである。やがて彼女自身も狙われる。このキラーはどこのだれであるか。ベッカさんの元カレさんか。あるいは親切ゲなサーバ技術者のアンちゃんか。あるいは、他のだれか？お色気むんむんのインディーズ・スラッシャー！

Friend request... DENIED!

トレイラー動画

Backslasher (2012) trailer

感想

ネーチャンが出てくりゃいーんだよ！というひと向け。

ソーシャルネットワークが題材になっているが、そう凝ったもんは出てこないです。チャット画面くらい。ソレぽいサイトのデザインくらいつくればいいのに。

安っぽい。スラッシャー場面はたくさんあるが、ゴアゴアはぜんぜんないし、撮り方や演技も安っぽい。ここはひとつインディーズ映画を生暖かーく見守るきもちになりましょう。

カワイコちゃんはたくさん出てくるよ。ベッカさんを演じたエリノア・ジェイムズはちょっとギスギス系だがきれいだし、他にもたくさん出てくる。インディーズ映画に出てくる女優といえば、デブ女のセルライトをたんと見せられることが多いが、この映画はそれほどひどくない。

キラーの正体ですが、中盤くらいまでは「ベッカさんの元カレ男がやってるんだな」と思われるんだが、それが違うんだよね。彼も殺されちゃう。あれれ、って思ったら、他のキラー候補もどんどん殺されちゃうから意外なかんじ。

それじゃ結局だれなのさ、といいたくなるが、これがですね、私、よくわかりませんでした。なんだろう。なにか見逃したのかもしれないが、意味不明なエンディングに思えたなあ。DVDのパケには「Supernaturalな要素もあってどーのこーの」と書かれているんだが、そんな場面はなかったように思う。わからないなあ。でも、見直す気にはならないなあ。でも気になるなあ。だれかからくりのわかるひとは教えてください。