映画|吸血怪獣ヒルゴンの猛襲|Attack of the Giant Leeches

フロリダのどこか。

沼に着ぐるみ吸血怪物のヒルゴン（ナイスな邦題！）が出現。たくさんの人たちが行方不明になる。浮気者で悪女でお色気むんむんカワイコちゃんのリズさん（イヴェット・ヴィッカーズはプレイメイト！）もそのひとりであった。

彼女は腹の突き出たオヤジ亭主に愛想を尽かし、今日もふらふらと外に出て若い男と遊んでいたらば、嫉妬に駆られたオヤジが、ショットガンを片手に突入してくるではないか。ひぇえと逃げたら、沼の中から奇怪な姿の巨大生物が姿を現わす。彼女はさらわれてしまう。

この怪物は沼の洞窟に住んでいるんだが、獲物をいちいち持ち帰るのです。巣の中で吸血します。軍の実験による突然変異でこうなっちまったらしいです。

事件を調査するのは、猟区管理官（Game Warden）のイケメン男のスティーヴさん。彼は恋人娘（ジャン・シェパード）とその父の博士（タイラー・マクヴィ）の協力を得、ヒルゴンの正体を見極めるのである。最後はダイナマイトでドッカーン！これは昔もいまも変わりませんね。

トレイラー動画

Attack of the Giant Leeches (1959) trailer

感想

ロジャー・コーマン制作の古い低予算ホラーです。いま見てもけっこうおもしろいんだが、画質がえらく悪い。ま、しかし、元々が安っぽいのであまり気になりません。こういうの、たまに見たくなるんだよね。なにかこう、暖かいきもちになるよね。ならないすか？

それにしても『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』という邦題はすばらしいですな。これを聞いたら知らないひともいったいなんだろうと興味を持つんではないか。

私が持ってるのはUK版DVDですが、オマケも字幕もなんにもナシ。US版もいろんなeditionで過去に出ているから試しにどうぞといいたいが、買うほどのもんでもないかな。安い中古でも見つけたらラッキーですね。

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