2010/10/17 (Sun) at 8:15 pm

映画|踏み切り|Fingerprints

事故死した少女のオバケがでてきてびっくりするホラー映画。後半はスラッシャーな展開になる。リー・パイプスクリスティン・カヴァラーリアンドリュー・ローレンスジョシュ・ヘンダーソン。監督ハリー・バジル。2006年。

踏み切り / Fingerprints DVDDVD画像

高校生のメラニーちゃん(リー・パイプス。かわいい!)が家族の待つ家にやってくる。彼女はカリフォルニアに住んでた頃、ヤクをやったらODで死亡寸前になったところを救急隊員に救われ、いっしょにいたカレシ(ディラン・コックス)は死んでしまったという前科があるんだが、このたび、やっとこさ、rehabを終えて社会復帰してきたというところなので、なんちゅうか、悲しそうな複雑顔である。「もうヤクはこりごり」と深く反省しています。

ここはテキサスのエメラルドっていう田舎町で、彼女が住んでたカリフォルニアから遠く離れている。メラニーちゃんがひとりでヤク抜きをやってるあいだに家族は引っ越したので、こっちで合流したというわけです。新しい家で心機一転がんばろうというところ。

彼女を出迎えるのは、姉(クリスティン・カヴァラーリ)、ママ、パパというみなさん。姉とパパは優しく出迎えてくれるんだが、ママだけはおそろしくつっけんどんで、自分の娘を信用していない風である。ま、事情からして、親にぶちぶちいわれるのは仕方がないとはいえ、このママはちょっとひどすぎるのではないかと思ったら、映画が進むにつれ、どんどんビッチ化していきます。

ところで、この田舎町には悲しい過去がある。1957年、踏み切りの事故があってスクールバスが電車と衝突。たくさんの子供たちが死亡したそうな。

以来、オバケ伝説が噂されるようになった。事故が起きた踏み切りでクルマを停めると、子供たちのオバケが出てきてクルマを押す。線路の上にクルマが動いちゃうそうな。題名の『Fingerprints』てのは、そのときに車体にオバケの指紋がつくという意味なのです。

んで、メラニーちゃんはその通りに子供のオバケを目撃しちゃってアタフタする。大昔の踏み切り事故には秘密があるらしいぞとわかってくるんだが、彼女はODで死にかけたという過去があるので信じてもらえない。こわい車掌オバケに追われるわ、殺人犯扱いされるわ、ビッチママに怒鳴りつけられるわでほんとに気の毒です。あー、かわいそう。

単純なオカルト話かなと思ったら、後半になると、過去の事件の真相がダダーと明かされ、キチガイが出てきてスラッシャーホラーになる。びっくりしたなあ。

トレイラー動画

Fingerprints (2006) trailer

感想

追記。この映画は邦題『踏み切り』にて、2011年1月に日本版DVDが発売予定だそうです↓

『Fingerprints』は2006年の映画で、2008年にDVDが出てるんだけど、今月Blu-rayがリリースされました。わざわざBlu-rayが出るってことはおもしろいのかなと思って、どんなもんかなと観てみましたよ。でも私が見たのはDVDの方です。

なかなかよかった。かなりコジツケすぎではないかという気がするけど、細かいことはいいじゃないですか。見せ場はあるし、最後のtwistは意外でおもしろい。ラストはガガーと盛り上がって、キチガイも出てきてうりゃうりゃ!どすんどすん!切った張った!になるからよかったなあ。テレビ映画ならじゅうぶんオッケー。くらいのおもしろさであった。

ひとつ不満だったのは、メラニーちゃんをいぢめるビッチママが死亡しなかったという点です。最後のオチでママのその後が明かされるんだけど、あれはすっきりしないなあ。いちばん死ぬべきヤツだったのに!くそォ!

という点は、まぁ、小さな傷です。その他はよかった。

主演のリー・パイプスはポテポテ顔のカワイコちゃんで、不二家のペコちゃんみたいな顔してます。悲しい過去がある彼女は「わたし、つらいの」という顔で出てきて、心ない悪ガキにいぢめられたりもするんだが、優しいイケメン男(テレビドラマでおなじみのジョシュ・ヘンダーソン)に慰められて、心温まるシーンになったりします。

これがインディーズ映画のブス女優だと「いつまでもぐちぐちいってんじゃねーよ!」と腹が立ってくるんだが、カワイコちゃんだと「がんばってくださいよ」というきぶんになるから不思議です。

ところで、imdbのcreditを見ると(imdb - Fingerprints)、ミッチくんとペンくんの配役が逆になってます。そのうち修正されると思いますが。

Mitch -> Andrew Lawrence
Penn -> Josh Henderson

が正しいです。

アンドリュー・ローレンスはご存知の方も多いと思いますが、ローレンス兄弟の一番下で、かわいい子役だったんですよ。それが、この映画ではバカ男を演じていて、リー・パイプスをレイプしようとする。あー、おまえはなにをやってるんだ!

あと、こちらもドラマでおなじみのルー・ダイアモンド・フィリップスが出てくる。彼はメラニーちゃんが通う学校の先生なんだが、こいつもいらいらするroleでした。

この映画のオチは少しわかりにくい部分があったかなと思われるので、以下にネタバレを書きます。

ネタバレです

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原題: Fingerprints
別題: Apotypomata
Innocenti presenze
邦題(カタカナ): 『踏み切り』
制作年: 2006年
制作国: アメリカ
公開日: 2006年10月16日 (アメリカ) (Screamfest LA International Horror Film Festival)
2006年10月21日 (アメリカ) (New York City Horror Film Festival)
2008年3月25日 (アメリカ) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Fingerprints
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