映画|リトル・レッド・デヴィル|Little Red Devil

ジミー（ジム・ルイス）の恋人は失踪した。以来、彼はその痛手から立ち直れず、売春婦を買うか飲んだくれるしかやることがないという負け犬人生をやっていたところ、友達に誘われてチンケな強盗をやる。ギャンブラーの隠しカネを奪おうとしたんだが、これは失敗に終わる。が、彼はそこで悪魔の儀式に使われるアイテムを手に入れ、さらに失踪した恋人が拷問されている写真を発見して驚く。

恋人を取り戻したい彼は、手に入れたアイテムの由来を調べるうち、ルーク（ダニエル・ボールドウィン）という謎の金持ち男に巡り会う。ルークはナイトクラブ経営者だが、なにやらウラの顔があるらしい。彼はそのアイテムの由来を詳しく知っており「これをどこで手に入れたのであるか？」「売りたいの？」と質問するんだが、じつはすべてお見通しみたい。ジミーの語る強盗話やら恋人のことなどを聞きだすと、満足げにタバコをぷかーり。にっこり笑って「きみの恋人探しは、おれの目的とも合致する。いっしょにやろうよ、マイフレンド」と誘い、ポンと5万ドルをくれる。もちろんこれはサタンが画策する悪へのお誘いであり、ジミーはダークな世界にハメられていくのであった。

感想

ダニエル・ボールドウィンはサタンなんだけど、彼は人を襲いません。忠実部下の用心棒がいて、彼がときどきガオーと変身します。ツノが生えてて、赤黒いグジュグジュ顔で、トガリ歯が生えています。よくある造型。それが野獣のように暴れて人間を引きちぎる。ところどころゴアなシーンがあります。悪魔は最初はジミーに優しいんだけど、少しづつこわいところを見せていって、最後は正体を現し、彼を脅しにかかるのですね。ま、なんちゅうか、その種のよくあるヤツでした。

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