映画|パラノーマル・ヴィレッジ|Scarce

スノーボーダー3人組のアンちゃんが雪山で事故。車が壊れる。ひとりは骨折重傷。天候は悪化して吹雪になる。あーこまった。歩けるふたりはケガ人を車に残し、近所をさまよう。一軒家を発見。オッサンが出てきて「おー、若者よ。かわいそうだからわしが助けてあげよう」とかいって、口ぶりは親切なんだが、あやしさぷんぷんである。口を開けると歯がまっ黄色。

ふたりはオッサンに事情を話しつつ、車に戻ったらケガ人のアンちゃんは消えていた。オッサンは「近所に住むナントカに助けてもらったんじゃろう。心配するなって。明日になったらそいつに会わせてやるから、きみらはうちに泊まるといいよ」とかいう。汚いテーブルでまずそうなシチューと酒をごちそうになり、オッサンだけはうれしそうにむしゃむしゃ食う。銃のコレクションの話になると「Civil Warで使われた銃なのだ」と自慢し、戦争中のきもちわるい話をしてよろこぶ。ふたりはきもちわりーなーと顔を見合わせる。

さて、この家は、よそ者をとっつかまえて食っちゃうカニバリストハンターの巣窟だったのでした。といういつものヤツ。ゴアゴア残虐内臓ぐじゅりゅううううううぅうげえええ！

動画トレイラー

感想

いつものヤツが見てーんだよ！というひと向け。

この3人組はスノーボーダーという設定ですが、スノーボードのシーンなんてありませんでしたよ。運動には縁がなさそうな、メタポ体型の30過ぎのアンちゃんトリオでした。どうしてこんな設定にしたんでしょうか。まぁいいですが。

前半はかったるいのが続いて、後半はガガーと盛りあがります。最後の方は『NAKED ブービートラップ / Rovdyr (2008)』みたいなオニごっこになる。ラスト近くでジャジャーンと出てくる人間貯蔵庫。あれはかなりきもちわるくて、ゲロゲロだったです。なかなかやるではないか！と思ったところで「あれれ」的に終了してしまった。んー。くそォ。でも、とはいえ、短パンTシャツで雪の中を転げ回る涙目のアンちゃんたちを見てると「あんたら、よくやったよ」といってあげたくなります。

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