映画|BANSHEE バンジー|Banshee!!!

どっかの山の田舎町。工事現場から車の残骸が発見され、トランクの中から茶色のきもちわりいもんが出てくる。それはBansheeていう伝説モンスターのマユ（or サナギ？ or 卵？）だったのであり、やがてバケモノが出てくると森をわっせわっせと走り回り、そこらじゅうの人間をスラッシャー殺戮する。キャンプにきたアンちゃんも、おねーちゃんも、地元警官も、そこらのオッサンも、ダダーと襲われる。ガオー！

感想

Asylum製作じゃないけど、Asylumぽいヤツでした。安っぽいクリーチャー映画です。この監督さんってこういうのばかりつくってるんですよね。

Bansheeてのはアイルランドの言い伝えにあるモンスターだそうです。二足歩行の生き物で、悪魔じみたゴツゴツ外観。動きがメチャ速く、怪力を持ち、動くもんを見るとガオーと襲う。さらに、イリュージョン技を使います。ありえないものがそこにあるように見せて人間を惑わせるというヤツですね。かなり手強い！

さらにコイツはときおり大音響を発して敵をおののかすというびっくり技もやる。多機能すぎるんじゃないか。この映画では『音』というのがひとつのキモで、音で攻撃してくるくせに、音が弱点になるときもある。私はなにか聞き逃したかもしれないんだが「音を出す生き物の弱点が音である」という点がどういうことなのか腑に落ちませんでした。なんでだろ。いいかげんですません。

後半30分はガガガーと盛りあがります。ゴアゴアもたくさんありました。ちゃちいモンスター映画を見たい人はどうぞ。あるいは、チンケな映画は避けたいという正常な神経の方は見ない方がいいです。

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