2010/3/5 (Fri) at 12:31 pm

映画|ブラッドナイト|Blood Night

伝説の女キラーが20年の時を経て復活!ハダカオバケがジャジャーン!ゴアゴア血塗れスラッシャー!腸をぐるぐる巻き巻き!ビル・モーズリイダニエル・ハリスネイト・ドゥシュク。監督フランク・サバテラ。2009年。

ブラッドナイト / Blood Night DVDDVD画像

1978年。ロングアイランド。12歳の少女が両親をスラッシャー惨殺。サイコ施設に収監される。10年後。女はキモ看守にレイプされ妊娠。出産直後に赤ちゃん死亡。その後、施設関係者をダダーとブッ殺して脱走。ハダカ血塗れでナマ首を片手に歩いていたところをポリスに発見される。追いつめられた彼女は気合いのイッパツを放つ。「うぉおおおおおおりゃああああ!」とナマ首をポリスにブン投げたら、ダダーンと射殺された。血塗れゴア人生を駆け抜けた女の名前はメアリー・マードック。またの名をメアリー・ハチェットという。伝説のキラー女!ジャジャーン!

20年後。

伝説キラーはこの土地の風物詩となり、メアリーの命日は『ブラッド・ナイト』と呼ばれて、子供たちが乱痴気騒ぎをするホリデーになった。悪趣味である。浮かれたガキどもが大人に生卵をブツけるわ、白い壁に血糊の落書きをするわ、やりたい放題。mixi炎上上等。かかってきやがれ。みたいな。

そんなパーティ団のひとつである高校生男女が「いっちょう盛りあがろうジャン!」てな調子で墓地にいく。メアリーのお墓にいったら落書きだらけ。すでに先客がいたようである。彼らはお墓の前でウィジャボード(コックリさんですね)をだすという、じつにけしからん遊びをやってたらば、ビル・モーズリイ演じる墓守男がぬぅーと登場。まずそうなアルコールをぐびぐび飲みつつ、メアリー・ハチェットにまつわるオバケ話を一席披露し「おめえら、たいがいにしときんしゃいよ」てなことをいって去っていった。

さて場所は変わり、どっかの家でおきまりの乱痴気sexパーティが始まる。そこにこわいキラーがジャジャーンとやってくる!メアリー・ハチェットのオバケが、つ、ついに出たのか?!ズダーンうぎゃあああああぐるじゅうううぐにょおおおお!めんたまズッコーン!腸をぐるぐる巻き巻き!

トレイラー↓

Blood Night trailer

メイキング↓

Blood Night Behind-the-Scenes Featurette

感想

オープニングがすごいですね。いつものヤツなんだけど、迫力がすごい。ダダーンとくるくる。が、その後にえんえん続くパーティのシーンは Zzzzz...。『Attack of the Killer Tomatoes (1978)』をみるぞーーといいだしたら、小汚い昔ポルノが始まるんだけど、この連中はハダカ見てればなんでも幸せらしくて、こんなもんでもオーイエーと喜んでいるのでじつに忍耐を要する。んで、後半30分になったらようやくドドドドッカーン!てかんじでした。

この手のゴアゴア映画にしては珍しく、最後にホエーと驚くtwistがあるんだけど、ダニエル・ハリスなのでなんとなくオチが予測できてしまうような。わざとネタバレしつつ進行するという意図なのかもしれないですが。

みなさんのレビューを読ませていただくと、やはり「オープニングがスゲー!」という感想が多くて私もそのひとりですが、もう最初から最後までアレをやっていただくというのはできないもんなのですかね。GRUESOME! GORY! DEADLY-UN-STOPPABLE!!!!!! みたいな。やっぱそういうのはむずかしいの?そこをなんとか。。

ところで、ホラー映画で襲われるのはおきらくティーンと決まってますが、この連中は特にヒデーなあというバカぶりなんだけど、こんな連中であるにもかかわらず、ビル・モーズリイに対しては妙に敬意を払っているというか、遠慮がちにしゃべってるのがおもしろかったです。最後の方のシーンでベタなギャグがありましたが(ドアのやつ。見た人はわかる)、あのシーンでも「きゃはは、おじさんバカ!」とかいわない。どうぞお先になんて譲ってましたね。ははははは。

ヌードオバケ役のSamantha Facchi(サマンサ・ファッチ?)もよかったし、ダニエル・ハリスもよかったです。ネイト・ドゥシュクていうアンちゃんは、エリザ・ドゥシュクの兄だそうですが、私、こんな兄がいたなんて初めて知りました。

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原題: Blood Night
別題: Blood Night - Die Legende von Mary Hatchet
Blood Night: The Legend of Mary Hatchet
邦題(カタカナ): 『ブラッドナイト』
制作年: 2009年
制作国: アメリカ
公開日: 2009年10月10日 (アメリカ) (Freak Show Horror Film Festival)
2009年10月26日 (フランス) (Sainte Maxime International Horror Film Festival)
2009年10月30日 (アメリカ) (DVD)
2009年11月22日 (アメリカ) (New York City Horror Film Festival)
2011年2月2日 (オーストラリア) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Blood Night
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
視覚効果(Visual Effects)
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