映画|ナイト・ウォッチャー|Night Watcher

アリソン・タイラー演じるアンジェラは、愛するママが自殺しちゃったもんでガビーンと落ち込む。なにも手につかないヨあーあーと憂鬱な日々を送っていたところで、親切アンちゃんと知り合って恋人になる。このカレシも彼女と同じ境遇で、さいきんパパが自殺したばかり。ふたりはそういう人たちがしゃべりあうサークルで知り合ったのだ。憂鬱なふたりは憂鬱なデートをやりはじめる。そしたら、偶然にもふたりの死んだ親たちは同じ職場で働いていたと知って驚く。アンジェラのママもカレシのパパも医者だったのであり、ふたりは同じ病院に勤務していた。親たちは知り合い同士だったのかも。

アンジェラの身辺に怪しい影が横切るようになる。だれかに監視されているというような。きもちわりーなと思ってたら、へんなビデオテープが送られてくる。そこには生きてた頃のママの姿が映っていた。隠し撮りだろうか。同時にカレシの方にも死んだパパの隠し撮りビデオが送られてくる。ふたりはこわくなる。いったいだれがこんな悪趣味なイタズラをやってるんだろうか。あるいは、これはキラーのしわざかも。もしかして彼らのパパママは自殺ではなくだれかに殺されたのかも。ふたりが出会ったのは偶然じゃないのかも。アンジェラとカレシはコンビとなって謎解きに取り組むが、もしかしてこの親切カレシがわるもんかもというムードもあったりする。

※感想

なまぬるい湯加減のサスペンス映画でした。普通のテレビドラマみたいな。これが『ローズマリーの赤ちゃん』にカブれたイカレ監督がつくると「じつは、親切カレシも学校の教師もアンジェラの隣人夫婦もぜーんぶわるもんで、ラストではアンジェラはキチガイカルトに監禁されて、どっかに連れ込まれて、生け贄にされる。おしまい」という流れになるんでしょうが、残念ながら、そんなロッキンな展開はこれっぽっちもありませんでした。残念。

ネタバレです

!!!! SPOILER ALERT !!!!
！ネタバレ注意！

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