2008/11/16 (Sun) at 12:38 am

映画|女性鬼|Teeth

凶悪歯の生えた性器を持つ純潔美少女の恐怖を描いたホラーコメディ。侵入するイチモツをガブリと食いちぎる!ジェス・ワイクスラージョン・ヘンズリー。監督ミッチェル・リヒテンシュタイン。2007年。

女性鬼 / Teeth DVDDVD画像

SPOILER!!! 結末まで書いてませんが、途中までネタバレしてます。この映画はとてもおもしろくってオススメです。私のレビューなんか読まずに、頭マッシロでご覧になることを強く推奨します。トレイラーをどぞ↓

ここからネタバレ!ご注意!

ドーンちゃんはいまどき珍しいくらいのドがつく純潔娘である。「純潔、純潔よ!」っていうのが口癖の彼女は『純潔を守ろう会』の熱き活動家である。彼女のスピーチは純潔に満ちており、純潔マニアたちの心を純潔に感動させる。常に薬指に純潔リングを着用。一にも二にも純潔!結婚するまで処女!がモットーという高校生。なんていうとビン底メガネのドブスキャラを想像するひとが多いかもしれないが、そんなことない!すごくかわいいよ。ドーンちゃんは純潔美少女!とにかく純潔なんだよ!純潔!

そんなドーンちゃんにも淡い初恋が訪れた。相手はもちろん純潔青年。純潔カップルは強烈に惹かれつつも、純潔と恋のはざまでものすごく悩む!ツルゲーネフみたいな。ふたりは深刻顔で「だ、だめよ!」とかいってたが、やっぱりくっついちゃう。森の中のきれいな池でいっしょに泳いだ。ロマンチックにキスをしたらば純潔カレシのリピドーはもう止まらない!ド、ド、ドーンちゃああああん〜!と若い男の肉体が猛り狂うのであり「イースターからこっちオナニーもしてないんだよおおおおおおおお〜!」と叫んで煩悩の虜になる。ああんだめええ ... つ、ついに ... ドーンちゃんの貞操が奪われてしまうー ... と思ったら、とつぜんカレシがウギャーと絶叫!

ナニゴトですか。おののくカレシは下半身から大流血。ワナワナと震える彼の視線の先には無惨に食いちぎられたチンコが落ちていた。彼は童貞喪失した瞬間に、いちもつを失ったのである。不憫だ。な、なんとドーンちゃんのアレは本人が気づかぬ間に突然変異を遂げており、侵入物をすべて食いちぎるという、究極の純潔マンコと化していたのであった!

【感想】

ホラーの題材はもう枯れちゃってて、なにを見ても80年代の焼き直しばかりではないかとお嘆きのアナタにオススメ。なんて最上の褒め言葉を捧げたい!歯が生えたマンコ!というイッパツ芸オチのバカホラーかと思ってたんだけど、予想以上のおもしろさであった。主演のジェス・ワイクスラー(と読むのかな)ちゃんは愛嬌があって、見てると楽しい。純潔娘キャラから始まって復讐の妖女に変貌していく雰囲気がおもしろい!これはシリーズ化していくんだろうか。見たいような見たくないような複雑なきぶんがする。やっぱり男にとって、アレが食いちぎられる光景っていうのはかなりイテテですからね、あんまり見たくないですよ。こわいもん。でも見たい。

おもしろいシーンがたくさんあったが、もっとも印象的だったのはカニですよ、カニ。食いちぎられたチンコにカニがハサミを突き刺していて、それを見たドーンちゃんがひぃいいいとおののくところ。あのシーンは、コメディ版ルイス・ブニュエルというようなセンスの良さを感じた。おもしろい!

あと、上のあらすじで書くのを忘れちゃったが、ドーンちゃんには義理のアニキがいる。こっちはピアスとタトゥーがジャラジャラの不健康男であり、ひがな一日部屋に閉じこもってガールフレンドとsex三昧、sexに飽きるとfuck, fuckを連発し、家族に悪態をつきまくっているというヒネクレ男だが、彼がそうなっちゃった理由っていうのがかなり切ないものなので、なんだか憎めないヤツってかんじ。

ところで、彼女が突然変異をしちゃった理由ですが、映画の中では明確に明かされなかったものの、彼女の家の近くにある原発プラント(かな?あるいはなにかの工場?)が何度も出てくるので、きっとアレが影響してるんだろうなと思われ。

『歯が生えた女性器』というバカ設定ですが、これにはいちおう神話というか、言い伝えっちゅうか元ネタがあるそうです。映画の中でドーンちゃんが自分のアソコの異常さに気づいて調べていくと "vagina dentata" ていうワードにぶちあたる。彼女は「こ、これだわ!わたしってばdentataなんだわ!」と感動する。これについて日本語で説明してくださってるサイトがありました↓

いやー、ホラー映画ってほんとにいいですね。しみじみ。

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原題: Teeth
別題: Dagose me
Denti
Dontia
Mély harapás
Teeth
Teeth - Wer zuletzt beißt, beißt am besten
Vagina dentata
Zubi
邦題(カタカナ): 『女性鬼』
制作年: 2007年
制作国: アメリカ
公開日: 2007年1月19日 (アメリカ) (Sundance Film Festival)
2007年2月11日 (ドイツ) (Berlin International Film Festival)
2007年6月14日 (アメリカ) (Nantucket Film Festival)
2007年6月17日 (オーストラリア) (Sydney International Film Festival)
2007年7月27日 (オーストラリア) (Melbourne International Film Festival)
2007年8月24日 (イギリス) (London FrightFest Film Festival)
2007年9月4日 (フランス) (Deauville Festival of American Cinema)
2007年10月10日 (スペイン) (Sitges International Festival of Fantastic and Horror Cinema)
2007年10月19日 (アメリカ) (Hamptons International Film Festival)
2007年11月10日 (アメリカ) (Starz Denver Film Festival)
2008年1月18日 (アメリカ) (limited)
2008年1月24日 (フランス) (Gérardmer Film Festival)
2008年3月21日 (香港) (Hong Kong International Film Festival)
2008年3月26日 (フランス) (Lyon L'Étrange Festival)
2008年5月6日 (アメリカ) (DVD)
2008年5月7日 (フランス)
2008年5月15日 (香港)
2008年6月20日 (イギリス)
2008年8月22日 (イタリア)
2009年1月15日 (韓国)
imdb.com: imdb.com :: Teeth
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
セット制作
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
Makeup
謝辞

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