2010/1/24 (Sun) at 8:14 pm

映画|インエイリアナブル|InAlienable

男がエイリアンを出産してウギャー!リチャード・ハッチ、コートニー・ペルドン、エリック・アヴァリ。監督ロバート・ダイク。2008年。

映画|インエイリアナブル|InAlienableDVD画像

リチャード・ハッチ演じる科学者は、家族が事故で死んだのは自分のせいだと信じて罪悪感に苛まれ、孤独な人生をやってたんだが、ある日、隕石に付着したなにかに触れたら急に気が変わり、カワイコちゃん同僚のコートニー・ペルドンをデートに誘ってsexした。この心境の変化はいったいなんであろう、と思ったら、じきにおなかにコブができて気分が悪くなる。専門医に診察してもらったら「この寄生体は君の生体機能に深く侵入してるから摘出手術は無理である。君はじきに死ぬであろう。かわいそうね」といわれてがびーん。

彼はこのまま死ぬのだろうか、そして、おなかの中からエイリアンがガオーと出てくるのであるか、と思ったら、この疑問は半分正解で半分まちがいだった。エイリアンは出てきたんだが、彼は死ななかった。男は出産したのである。エイリアン赤ちゃんはぺたんこの顔で背中にタコの足みたいなのがズラーと生えていたんだが、男はその生き物に深い愛情を覚える。「きみはいちごみたいなにおいがするなー!パパだよ!」なんつってギュッと抱きしめるのだ。

そこにFBIのわるもんがダダーと押し寄せてエイリアン赤ちゃんは奪われ、どっかのラボに監禁されて実験道具になる。男は怒る。「おれの息子ベンジャミンを返せ。おれは寄生されたのではなく、出産したのだ。おれが産んだおれの息子を返してくれ!この冷血め!」と主張し、連邦政府を相手に法廷で闘うことになる。エイリアンは男のDNAの12%を引き継いでおり、確かに親子のような情愛があるみたい。彼はエイリアン息子を取り戻すことができるんでしょうか。オトボケ弁護士のエリック・アヴァリがアシストしてくれます。

InAlienable trailer

感想

上のあらすじを読むと楽しいバカSFかなと期待するひとがいるかもしれませんが、そういうセンじゃないのですね。つまらなかったです。映画の目玉となるべき出産シーンはさらっと流されちゃいましたし、そのあとは低予算の着ぐるみ特殊メイクのエイリアンがたまに出てくるだけで、会話シーンだけが続きます。後半になると法廷のやりとりだけになります。寄生か出産か?というテーマを論じ合ったり、個人の権利はエイリアンにもあてはまるのか、というような点についての議論が続きます。boringです。これで笑えっていわれても笑えないし、感動しろっていわれてもむりです。最後に少しアクションがありますが、painfulです。

男が隕石に触れたことをきっかけに急に心境が変化したのは、寄生するエイリアンが生存するために(彼の精神をコントロールして?)彼がデートするようにしむけた、つまり、もし寄生されていなかったら彼はデートなんかしなかっただろう、というような台詞がありましたが、その理屈自体はおもしろいアイデアだなと思ったんですが、もし才能のある小説家がこのアイデアを発展させたらおもしろい物語になるんだろうなーと思ったけど、この映画の脚本はそんな深遠さはなく、painfully-boringだったのでした。

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原題: InAlienable
邦題(カタカナ): 『インエイリアナブル(原題)』
制作年: 2008年
公式サイト: "InAlienable" Official Site
制作国: アメリカ
制作スタジオ: Renegade Studios
imdb.com: imdb.com :: InAlienable
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
衣装デザイン
特殊効果(Special Effects)
視覚効果(Visual Effects)

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