2008/11/3 (Mon) at 7:56 am

映画|ミュータント・クロニクルズ|Mutant Chronicles

殺戮ハンドを持つ凶悪ミュータントたちが1万年の眠りから覚醒。雪山に開いた深い穴からウジャーと襲来!スチームパンクな暗黒未来を舞台に、モンスターと闘う精鋭ソルジャーたち。ロン・パールマン、トーマス・ジェイン、デヴォン青木。監督サイモン・ハンター。2008年。

ミュータント・クロニクルズ / Mutant Chronicles DVDDVD画像

プロローグ。氷河期時代に宇宙から飛来した『マシン』。それは人間を殺戮ミュータントに強制改造するというものだった。古代においてナヒダン (Neachdainn) なる勇者が現れ、これを地球の地下深くに封印した。ナヒダンの末裔種族は神話を伝承し、秘密の『クロニクルズ』を守っている。

西暦2707年。

世界は4大企業に支配されている。『ミシマ』はアジア、『バウハウス』は東ヨーロッパ、『キャピトル』は西ヨーロッパとアメリカ大陸、『インペリアル』はオセアニアという具合に4分割統治されているんだけど、彼らは仲が悪い。何百年も戦争をやり続けて、資源エネルギーは戦争のためだけに消費される暗黒未来。

東ヨーロッパに位置する『バウハウス』と『キャピトル』の国境で苛烈な戦闘。雪原でドッカーンと爆発したらば、1万年も前に封印された『マシン』の口が開いた。深い穴から殺戮ハンドを持つ凶悪ミュータントがドバーと襲来。兵士たちを秒殺した。動きがメチャ速くて、とにかくアグレッシブに殺しまくる。アッと気づいたときには、胴体がまっぷたつ。兵士たちは大パニック!

『マシン』は自己増殖機能を持つ。ミュータントたちは死体を穴の中に持ち帰る。死体はミュータントに改造されて殺戮に参加する。そいつらはまた死体を持ち帰る。てわけで、どんどん仲間を増やす。すぐに地球じゅうに広まり、対立していた4企業は戦争どころじゃなくなった。この未曾有の大ピンチに政治家たちは無能であり、火星コロニーに移住するといいだした。運良くキップを手に入れた者はシップに乗せてもらえるが、ほとんどの一般人は見殺しである。

『マシン』の封印が破られたというニュースはすぐにナヒダンの祖先グループに伝えられた。その長であるロン・パールマン演じるサミュエルがいまこそ伝説の書物 - クロニクルズ - を手にして立ち上がる。6人の勇気ある兵士たちをスカウトし、少数精鋭チームを結成。自らもその一員となり『マシン』撲滅作戦を敢行する。敵の本拠地である地下遺跡に潜入し『クロニクルズ』に記された預言を実行するのだ。地球を救え〜。

"It's a very good book, but in the end, even this book, is just a book."
- Brother Samuel

"You can fuck a lot of people, you only die once."
- Cpl. Valerie Duval

トレイラーをどぞ↓

The Mutant Chronicles Trailer

※感想

ミュータントっていうのが増強したゾンビみたいなもんで、とにかくウジャーと出てきてはガシガシと殺しまくる。アクションシーンは『300』風。未来の風景はスチームパンク風。近年流行してやや手垢がついちゃったかんじの描写手法ですが、なかなかおもしろかったです。

ロン・パールマンが兵士役でなく、チームを率いるブラザーの長ってことなんで、彼は戦闘をやらないのかと思ったら、そんなことない!彼の見せ場がたくさんあって楽しかったです。デヴォン青木ちゃんは地球を救うチームのひとりとしてがんばってましたが、チームにもうひとりいる女のアサシン(てか、修行僧なんだけど、ナイフを自在に操る演技はニンジャアサシン風)のアナ・ウォルトンがかっこよかったです。

最後はパート2を意識したクリフハンガーで終わったのでこの次もやるのかな。クリフハンガーだったけれど、きちんと『終わった感』のあるラストなのですっきりです。

SPOILER ALERT!
ネタバレ注意!!
ネタバレオッケーな方のみこの下をスクロールしてご覧下さい↓

町は無政府状態。地球はもうオワリかよという終末感が漂う中、サミュエルは駆けずリ回って優秀な兵士たちをスカウトした。いわれてやってきた6名の彼らはその作戦内容を聞いて呆れてしまう。

「『マシン』をやっつけるには(丸いかたちのブツを見せつつ)コレを地下遺跡のとある場所にはめて、起動装置をセットする必要がある。さらにそれを起動させるにはキーが要る。キーは地下のどっかにある。それがナニをどうするのかはだれも知らない。爆弾かも。ちがうかも」

というじつに頼りない内容なんだけど、地球を救うにはやるしかないのだ。ドカドカドッカーンとアクションの末、やっとこさ目的の中枢にたどりついたときには、ついにリーダーのサミュエルも敵の餌食となり、モンスター化した。ひとり生き残ったトーマス・ジェイン演じるハンターがミッションをやり終えた。

この最後の瞬間まで、起動装置をONしたらばナニが起こるのかだれも知らなかったんだけど、みんなはそれをものすごい破壊力の爆弾なんだろうなと思ってたんだけど、じつはそれは宇宙ロケットだった。ズズズズガガーンと発射されたそれが『マシン』を運んで飛んでいった先は、*運良く* 避難チケットを手に入れたひとたちの移住先の火星だった。

おしまい〜。

このオチはおもしろかったですね。彼らは「運良く逃げれたぜ、うっしっし」と思ったんでしょうが、あっちについたらまたヤラレちゃうという、次なるシリーズをまたいつか見たいです。

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原題: Mutant Chronicles
別題: A Era da Escuridão - Mutant Chronicles
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Crónicas mutantes, vol. 1
Il tempo dei mutanti
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Mutant Chronicles
Mutant günlükleri
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Oi arhontes tou skotous
邦題(カタカナ): 『ミュータント・クロニクルズ』
制作年: 2008年
制作国: アメリカ/イギリス
公開日: 2008年8月7日 (ロシア)
2008年10月10日 (イギリス)
2008年10月22日 (カナダ) (Toronto After Dark Film Festival)
2008年10月27日 (ドイツ) (DVD)
2008年11月12日 (イタリア) (Trieste Festival)
2009年1月8日 (韓国)
2009年3月27日 (アメリカ) (TV初オンエア)
2009年4月24日 (アメリカ) (limited)
2009年8月4日 (アメリカ) (DVD)
2010年1月20日 (イタリア) (DVD)
2010年2月3日 (スペイン) (DVD)
2010年3月13日 (日本) (Tokyo)
imdb.com: imdb.com :: Mutant Chronicles
監督
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シネマトグラフィ
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