映画|シャーク・イン・ベニス|Shark in Venice

マルコ・ポーロの時代の財宝探しのダイバーがサメに襲われて死んだ。スティーヴン・ボールドウィン演じるその息子が恋人といっしょに父の死の真相を調べていたらば、ほんとにお宝が出てきて、イタリアンマフィアも出てきて、ドタバタする話。あらすじ以上。

※感想

なんていい加減な映画なんだ。まったく期待せずに見たんだけど、これがアナタ！その予想をはるかに下回るんで驚いた。昔テレビで見た『シャークアタック』でしたけか、まぁ、あんなかんじかなと思ってらば、そんなもんじゃない！

ホテルに襲ってくる覆面ギャングのいいかげんなこと！アクション映画のかっこいい泥棒風に窓から侵入したんだけど、スグにばれて追いかけっこになり、結局、表の玄関から出ていった。あんなふうに簡単に出入りできるんならわざわざ窓からこなくてもいいじゃん！道路を走るシーンでは、監督の「カーット！」の声を待たずに脱力走りになってる（凡打したときの落合選手みたいな）。主人公がひぃいと逃げたら、チェーンソーで襲ってくるし、やっとこさ逃げたら、オートバイに乗ったヤツらが現れて意味なくウィリー走行する。はははは。ショッカーの戦闘員みたいだ。

あ、サメですか？チラと出てきましたよ。動物ドキュメンタリ映画から切り抜いたみたいなビデオとか、切り絵みたいな特殊効果とか。

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