2014/6/9 (Mon) at 1:28 pm

『エイリアン・クロール』の製作コンビが日本のファンのためにつくったありがとうビデオ日本語字幕つき

I am so proud! Thank you so much!

エイリアン・クロール (2014)』の制作者コンビ、ニコル・アロンソ + オクラホマ・ウォードから日本のファンに向けた「ありがとうビデオ」です。日本語字幕 by 私。

私の顔がジャジャーンと出てくるから照れ恥ずかしいが、このビデオはですね、単に「サンキュー!サンキュー!」と連呼しているだけでなく、非常に興味深い内容を話しているんですよ。日本の市場が世界でどう見られているかとか、配給さんの話とか。だから見るといいですよ。

いつもtwitterでお世話になってるネズミツオさん(@yu131)も出てくるし、その他たくさんの方々のtweet画像が出てくる。あなたの名前もあるかもしれない!

もちろん『エイリアン・クロール (2014)』についても詳しく触れている。そもそもの話、どうしてこのコンビは日本で売れてこんなにうれしいのかということもわかる。ではどうぞご覧下さい。ジャジャーン!

ALIEN CRAWL aka CRAWL or DIE - JAPAN THANK YOU!

このビデオが出る数日前に、彼らから「JAPAN THANK YOUって日本語でどう書くの?」と訊かれたから、「またなにかやってるな」と思っていたら、コレだったのでした。びっくりしたー。

ネズミツオさんのことを「yu131」と呼ぶのを聞いていたら、C3POみたいだって思いました。ぎゃははは。

冗談はさておき。

配給のファインフィルムズさん(@finefilms_inc)について触れていましたね。私がレビューの中で(『エイリアン・クロール (2014)』)「なぜ彼らはRTもなんにもしないのだ?」と書いたから、それに答えてくれたんだと思います。わかりやすい説明だったですね。

オクラホマさんがいっているように、彼らはtweetに反応してくれなかったとしても、動向は常にチェックしているそうなので、tweetをするときに@finefilms_incと入れるのは無駄ではないようです。そうか。そういうことならジャンジャカ入れてやろう。

コンビがうれしげにいっていたけど、本当にファインフィルムズさんのサイトで『エイリアン・クロール (2014)』が一番上にきているんですよ。これは確かにリリース前とは状況が変わった↓

ファインフィルムズ TOP PAGE
こちらは本日のスクリーンショット↓

ファインフィルムズ トップ

ファインフィルムズ - レンタルDVD
こちらは本日のスクリーンショット↓

ファインフィルムズ レンタル

リリース前はさ、位置が悪いどころか、ページに載ってなかったんだよね。私の探し方が悪かったのかもしれないけど。本当に私らのせいでこんな風に変わったのかなあ。なんだか半信半疑なんだけど。まぁいいや。よかったよかった。ファインフィルムズさんはこれを読んでくれていたら、そう恥ずかしがらずに、たまには出てきてくださいよ。

あとさ、「日本人では派手なモンスター/ゴアゴア/お色気がないと売れない。おまえらだめ」といわれ続けたっていう話ですが、私、この話にすごくぴんときましたね。

誤解のないように申し添えておきますが、以下の話はファインフィルムズさんを指しているわけでなく、日本の配給会社における一般的な話ですよ。

一般的な話、日本の配給ってファンからボコスカにいわれることが多いじゃないですか↓

「タコな邦題つけんな!」「DVD高い!」「特典これかよ!」「リリースが遅い!」「紹介文がだめすぎ!」「デザインひどい!」

いや、もちろん賞賛されるときもありますよ。最近では『武器人間 (2013)』『肉 (2013)』なんかはよかったよね。また、採算が取れないようなカルト作品を輸入し、特典をたくさんつけて売ってくれるような会社もある。ああいうのはすばらしい。

このような良い例は別としてですね、明らかにくそったれな売り方をしているケースって多いじゃないですか。そのほとんどは低予算ホラー映画。私はこれまで、映画関係者の方々に「どうしてあんなへんな売り方をするのでありますか?」と訊いたことが何度もある。人によって反応はそれぞれなんだけどさ、たいていは同じパターンの返事が返ってくる↓

「こうやらないと売れないんですよ」

とつぶやいて肩を落として見せる。「名無しの俳優しか出てこないインディーズ映画を輸入して売るというのは、それはそれはたいへんなんですよ」とぐちぐちべちべちと敗残者的台詞が続く。そこから先は人によって違う。

「へんな邦題だろうが、へんなパケだろうが、出ないよりはましでしょ?」と開き直る人がいたり、「あんたら、ホラーファンはのんきでいいですよ。そうやって好き勝手に文句をいってればいいんだから」と逆ギレされることもある。なんだか、彼らの言い分を聞いていると、私らホラーファンは『現実を理解できない社会的不適応者』であると烙印を押されているようである。あのなー。

オクラホマさんとニコルさんもきっとそんな風にいわれて、こんこんと説教を食らったのだろうと想像した。そうだよ。やれば売れるんだよ。それを証明した彼らはえらい。

We change the world!

Attn to Nicole And Oklahoma

Not only kind and sweet, the video is informative and interesting for us. I'm pretty sure Japanese fans would enjoy it. Thank you for your explanation of how distributors work. Your saying is crystal clear. I totally understand.

Well, what I wrote above in Japanese is about the stuation around the Japanese film industry/distrubution. I'm sure you try to ask help on Google Translator to see what I wrote but it could result unclear. I'd tell you what I wrote by my words in English later.

Actually, after seeing this video, a lot of ideas came across my mind, I'd tell you more and more. But you know, I need to post this entry as soon as possible. Talk to you later!

Thanks again!

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