2013/5/14 (Tue) at 9:18 pm

映画|サリー 死霊と戯れる少女|When the Lights Went Out

定番オバケ話のイギリスのホラー映画。ケイト・アシュフィールドスティーヴン・ウォディントンタシャ・コナーハンナ・クリフォード。監督パット・ホールデン。2012年。

サリー 死霊と戯れる少女 / When the Lights Went Out DVDDVD画像

1974年。イギリスのヨークシャー。

父(スティーヴン・ウォディントン)母(ケイト・アシュフィールド)娘(タシャ・コナー)の3人家族が新しい家に越してくる。念願のマイホームを手に入れて喜ぶ父母の隣で、娘がふくれつらをしているのは、親の都合で引っ越しをさせられたからである。そこにオバケが出てきてどーのこーの。実話ベースのお話なんですよ。

と、まァ、じつにまったくコピペで書けちゃういつものヤツです。だったら見なければいいではないかと思われるだろうが、いやいや、こんどはなにか違うかもしれないという期待をするのです。だから見るんですよ。

13歳の娘が「オバケが出た!」つって、最初のうちは、父も母も「アホか」つってたんだが、しまいにみんなも気がついて大騒ぎになる。

娘の同級生の親友(ハンナ・クリフォード)とか、優しい学校の先生(マーティン・コムストン)とか、両親の友達夫婦(クレイグ・パーキンソンアンドレア・ロウ)とか、俗物の神父(ゲイリー・ルイス)とか、周辺のひとたちといっしょにドタバタします。

トレイラー動画

When the Lights Went Out (2012) trailer

感想

前半はよかったが、後半からつまらなくなった。残念。

よかった点を述べます。

大したエフェクトは使ってないんだが、驚かせがちょっと変わっていた。特に、空気パンチはおもしろかった(見たひとはわかる)。また、主人公の女の子を始め、キャスティングがよかった。

この夫婦は一生懸命お金を貯めて、やっとこさマイホームを手に入れたという次第なので、引っ越しをしようにもそんなお金はないのです。なんとかしなくちゃつって、新聞社の記者を呼び、取材をさせ、お金をもらう。オバケハウスの噂を聞いてやってきた連中から、入場料を取って家の中を見物させる。貧乏人のド根性を見せつけてくれます。

そうこうやりつつ、うだうだとその家に住み続ける。ときどきオバケが出る。その度にヒャーとこわがるんだが、ずっと出ていかない。「せっかく手に入れたマイホームなのに!」と悔しがるきもちが彼らをとどまらせている(特にママが)。たくましいのかバカなのかわかりません。

夫婦がドタバタやってるあいだ、娘はずっと辛い思いをしている。オバケハウスというのが近所に知れ渡ったので、学校では魔女呼ばわりされ、いぢめられる。彼女には親友の女の子がいて、ふたりは姉妹のように仲がいいんだが、いろいろあって「いっしょに遊んではいけない」といわれてしまう。

このあたりのドラマの描き方はすごくうまいんですよ。

親友娘を演じたハンナ・クリフォードという子役女優はいい雰囲気だった。彼女が鍵を握る役どころなのかな。こいつがオバケの正体だったりして。なんてかんじもした。ここらへんまではかなりよくて、いつものヤツとはちがう感があった。

最近のアメリカのホラー映画、特にオバケハウス系のヤツは、子役がわざとらしいのが多いと思う。いかにも「大人の目から見てかわいい子供」のキャラをつくり過ぎていて、そこがつまらなく思う。でも、この映画では、子役も家族のひとたちも等身大の庶民感覚で描かれている。そこがいいところ。

でも、残念ながら、後半からガッターン。

かわいそうなオバケの過去話が明かされ、いつものパターンに落ちた。まるで監督さんが交代したような失速ぶり。最後は安っぽいCGオバケがジャジャーンと出てきておしまいという悲しい結果に終わってしまいました。あー。

DVDのオマケ

私が持ってるのはUK版DVD。オマケいろいろあるよ↓

  • Behind the Scenes
  • Deleted Scenes
    • After Glass
    • Sleeping Outside
    • Ghost Girl
    • Tourist Attraction
    • She's A Witch
    • Cleanning Up
    • Re-Housing
    • You Need To See This
    • Visitors
    • I'm Sorry Love
    • Unclean Spirit
    • I Can't Do It
  • Short Docco at the House
  • Two Man Premiere
  • Lisa Manning Interview

Deleted Scenesをポケーと見てたら、ホラー映画的ではないものの、さりげなくてよいシーンがいろいろあった。この監督さんはホラーじゃなくて普通の家族ドラマをつくってるほうが合ってるんじゃないのかな。大人の事情でむりやりホラーをやらされちゃったのかな。なんて勘ぐりたくなるくらい。

この映画のDVDは字幕ナシ↓

画像

画像をもっと見る (75枚)

twitterのご案内

当ブログをお読みくださり、ありがとうございます。twitterやってます。ホラー映画好きな方はフォローしてくださいませ。サイトの更新や新作ホラーの情報を随時流しています↓

Facebookのご案内

ホラー映画 :: 洋画』の最近のエントリ

ホラーなブログの方はどうぞ
原題: When the Lights Went Out
別題: Kada se Pogase Svetla
Speak No Evil
To pnevma tou skotous
La posesión de Sally
El exorcismo de Sally
邦題(カタカナ): 『サリー 死霊と戯れる少女』
制作年: 2012年
制作国: イギリス
公開日: 2012年6月29日 (ドイツ) (Munich International Film Festival)
2012年9月14日 (イギリス)
2012年9月17日 (フランス) (Festival Européen du Film Fantastique de Strasbourg)
2012年10月4日 (スペイン) (Sitges Film Festival)
2012年10月27日 (スペイン) (San Sebastián Horror and Fantasy Film Festival)
2012年11月20日 (ドイツ)
2013年5月8日 (オーストラリア) (DVD)
2013年11月2日 (日本) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: When the Lights Went Out
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
Makeup
謝辞

ホラーSHOX [呪](『ほらーしょっくすのろい』と読む)は新作ホラー映画のレビュー中心のブログです。たまに古いのやコメディ等もとりあげます。HORROR SHOX is a Japan-based web site, which is all about horror flicks.

 

すべての投稿 (1535)

CALL GIRL COMIC by DAIJU KURABAYSHIEL GIGANTE COMIC COMIC by DAIJU KURABAYSHI
HORROR SHOX - Horror Reviews, News