2013/5/3 (Fri) at 7:53 pm

映画|ウィックト|The Wicked

森の魔女が出てきてびっくりするホラー映画。安っぽい。デヴォン・ワークハイザーディアナ・ホッパーケイトリン・カーマイケル。監督ピーター・ウィンサー。2013年。

ウィックト / The Wicked DVDDVD画像

どっかの町。

少女のアマンダちゃん(ケイトリン・カーマイケル)が何者かにさらわれて、行方知れずになる。ママは泣き叫んで、チラシを貼りまくり、ポリスも探しまわるが見つからず。

後日。

町に住むひとりの老人が死んだ。この老人は地元の歴史家として有名だったんだが、中でも、魔術やら呪いやらといったオカルトの分野に詳しく、そのスジの大家として知られていた。老人は変人だったものの、暖かい人柄だったので、その死を悼む人々がたくさんお葬式にやってきた。

老人にはふたりの孫がいたんだが、性格がぜんぜんちがう。弟(デヴォン・ワークハイザー)はおじいちゃんの血を引く魔術好きの変わり者。一方の兄(ジャスティン・ディーリー)は魔術をバカにするチャラチャラ男。

この兄弟を中心に主要キャラのみなさんが描かれつつ、この町に伝わる魔女伝説が明かされる。

町からチョイ離れた森の奥に空き家があって、そこは魔女の棲みかといわれている。家に石を投げてガラスをパリーンと割ると、そいつは魔女に食われちゃう。おー、こわいこわい。

という話なんだが、冒頭でさらわれた少女のアマンダちゃんも石を投げていたずらをしたというんで、迷信深い町の人たちは「魔女のたたりじゃー」とかいってわーわーいっている。

そんな中、前述の兄弟のチャラチャラ兄が、友達カップル(Jackelyn GauciChase Maser)に誘われ、キャンプ遊びに行くというんで、弟とケンカになる。

「おじいちゃんが死んだばかりなのに、チャラチャラ遊んでんじゃねーよ」「うるせえバーロー」「おまえが死ねばよかったのに」「こっちの台詞だドアホ」

こんな調子でふたりは仲が悪い。兄がこうまで反対されてもキャンプに行きたいのは、噂の転校生カワイコちゃん(ジェス・アダムス)がくるからである。彼らの行き先は例の魔女の家。いっちょう石を投げてみようとかいってワイワイいく。

ちなみにこのカワイコちゃんてのは、ちょっと安っぽいミーガン・フォックスといったかんじのお色気ネーチャンなので、アニキが夢中になるのも無理からぬ話である。

んで、残された弟のほうはふてくされていたのであったが、魔術好きの彼にふさわしく、変人娘(ディアナ・ホッパー)の友達がいて、こっちはポリスにいたずら電話するのが趣味の非行少女で、けっこうかわいい顔をしているんだが、男の子みたいな格好で自転車を乗り回しているから、「あの娘はレズだ」とかいわれてバカにされている。

変人弟と不良少女のコンビは、世間からバカにされる者同士、同病相憐れむといった調子で、憤懣やるかたない顔を見合わせて、ツルんでいるのであるが、チャラチャラ兄の一行がキャンプにいったと知るや、「ヤツラのいたずらをビデオ撮影してやれ。そしてバカにしてやるのだ。ざまーみやがれ」とかいって、兄たちを追いかけていく。あらすじを書いているのがアホらしくなってくるような話である。

んで、こいつらが森にやってきて、例の魔女の家に石を投げるんですな。そしたら安っぽいグロメイクの魔女が出てくるってわけです。彼らは魔女の家の地下でさらわれ少女のアマンダちゃんを発見。彼女を助けて、ひーひー逃げる。魔女は追いかけてくる。うわー。

いがみ合いばかりだった兄弟は、ピンチになったら、力を合わせて魔女と闘う。そして、いつしか、ウィンチェスター兄弟みたいに成長していくのであります(そんなすごいもんじゃないけど)。

Max: Abra cadabra, you ugly bitch!

トレイラー動画

The Wicked (2013) trailer

感想

なんだか安っぽい映画であった。アホな連中がドタバタ騒いで、ギャーギャーいって、おどろおどろしい魔女メイクとか、最後のおきらくオチとか、昔のエンパイアの映画みたい。

前半は期待させる感があったよね。仲の悪い兄弟同士が別グループで別行動をしつつ、魔女の家にたどりつく。というのはいつものヤツとはちがうのかなと思うじゃん。あとさ、噂の転校生とか、不良少女とか、じつはこいつらが魔女なんじゃないのかな。なんて思うじゃん。特に転校生カワイコちゃんはすごく怪しいではないか。チャラチャラ兄はデレデレ顔で彼女についていってガオーと食われてしまうのだろう。とかさ、いろいろと想像したのに、結局、なにもなかったですよ。あれはただのカワイコちゃんだった。なんだくそ。がっかりした。

なので、大してオススメできるようなもんではないですが、ひとつよかったのはさらわれ少女のアマンダちゃんです。ケイトリン・カーマイケルという子役さんは、最初から最後までビービー泣きわめいて、よくがんばったとおもいますよ。

ところで、魔女、といえば、ロブ・ゾンビの話題の新作『The Lords of Salem』が最近出ましたが、私はこれから見るんですよ。こちらも近々記事を書くからできたらまた読んでください。

アマンダちゃんの泣きべそアルバム

魔女が出てきてウギャー!
ケイトリン・カーマイケル (1) 画像

引っぱり込まれてウギャー!
ケイトリン・カーマイケル (2) 画像

泣いているところを救出された
ケイトリン・カーマイケル (3) 画像

助かっても泣く
ケイトリン・カーマイケル (4) 画像

まだ泣いてる
ケイトリン・カーマイケル (4) 画像

おねえさんといっしょでも泣く
ケイトリン・カーマイケル (5) 画像

またまたウギャー!
ケイトリン・カーマイケル (6) 画像

抱っこされても泣く
ケイトリン・カーマイケル (7) 画像

泣く泣く
ケイトリン・カーマイケル (8) 画像

アマンダちゃんは全編を通じて泣きっぱなしです。すごいよね。中国や台湾の泣き女みたいよ。泣き女てのはお葬式のときにひたすら泣くだけの職業をやってるひとです(見たことはないですが)。

もし隣のおねえさんがいきなり魔女に変身したら彼女はどうなってしまうのか。白目を剥いて卒倒するとか、心臓発作で死んだら羽が生えて天使になって飛んでいくとか、そんなのも見せてほしかったですよね。

こんなに泣き演技がうまかったら、学校の体育の時間でサッカーとかバスケとかやったら、ファウルをとるのが異常にうまいんじゃないですか。イテーって転んで、キャーって泣いたら、先生、コロッとだまされちゃいますよ。

DVDのオマケ

オマケはメイキングだけ↓

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原題: The Wicked
別題: Oi stoiheiomenoi
制作年: 2013年
制作国: アメリカ
公開日: 2013年3月21日 (オーストラリア)
2013年4月30日 (アメリカ)
2013年6月10日 (イギリス)
imdb.com: imdb.com :: The Wicked
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