2010/8/8 (Sun) at 11:28 pm

映画|スチュアズ|Sutures

ヤングなみなさんが、臓器売買闇ビジネスをやってる冷血組織にとっつかまってヒデー目に遭うホラー映画。ゴアゴア残虐真性痛痛痛痛痛痛痛痛痛。カルロス・ローチュアリソン・ラングアンドリュー・プライン。監督タミー・サットン。2009年。

スチュアズ / Sutures DVDDVD画像

医者の卵のみなさんが山の別荘にヒャッホーとやってきてじつに楽しげであるが、彼らは謎の不気味男(カルロス・ローチュ)につけ狙われているという点に気づかないでいる。黒コートを着、ザンバラ長髪の大男はいかにもおそろしげなシリアルキラー風。男は闇に隠れて接近し、手馴れた調子でみなさんをとっつかまえる。が、その場で殺さず、どっかの地下に強制連行した。

不気味男の行き先は、臓器売買闇ビジネスをやってるわるもん組織の地下クリニックであった。そこでは大勢の医者が働いているんだが、彼らの目的は臓器摘出であるからして、優しい治療なんかしてくれないのである。

哀れなみなさんはあちこちの部屋に監禁され、ベッドにくくりつけられ、おなかを切られたり、足をチョン切られたり、へんな注射をされたりとヒデー目に遭わされ、いたいですもうやめてええええいたいいいいい堪忍してくださいいよおおおおおおおおくそったれえええええ!とお願いしても聞いてもらえず、やがてひとりづつオダブツとなる。

黒コートの不気味男はこの組織の拉致実行犯ということで、彼がなぜこんなわるいひとになっちゃったのかという点が物語が進むにつれて明かされます。また、この地下クリニックを仕切る悪の親玉男(アンドリュー・プライン)が出てきて「いやー、今日のモルモットちゃんはイキがいいねー」とかなんとか、憎たらしい台詞を述べます。

みんなそろって死亡かと思ったら、ヒロインのカワイコちゃん(アリソン・ラング)は奮起イッパツ!勇気百倍!ががーんと敵をやっつけ、生き残った仲間を助けてピンチ脱出を図る!彼女は生き残ることができるのでしょうか。

映画は、彼女ひとりが救出され、病院のベッドで寝かされているところから始まります。そこに刑事(ジェイソン・ロンドン)がやってきて事情を質問する。彼女はガタガタ震えながら話をする。フラッシュバックが出てきてなにが起きたのかが徐々に明かされる。という逆時系列の調子で進行します。最後にアッと驚くtwistがあります。

トレイラー動画

Sutures (2010) trailer

感想

ラストのオチが(私的には)脱力だよおおおお!という点を除けば、楽しいゴアスプラッターであった!人体損傷特殊効果がいろいろあります。ゴアゴアラバーはとりあえず見よう!

こわい雰囲気がよく出てたし、俳優さんもよかったし。悪の親玉を演じたアンドリュー・プラインはほんとに憎たらしかったです。こいつ死んじゃえばいいのに!と思ったところで、ホイと死ぬからすっきりした!ラストが脱力なんですけど。ま、でも、この手の強引オチはホラー映画にはよくあるので気にしない。

医者の卵のみなさんがヒデー目に遭うホラー映画といえば、血塗れデカチンコのアレ『Someone's Knocking at the Door (2009)』が記憶に新しいですが、あの映画に出てくる連中はラリラリの大バカウツケもの!こんなヤツラが医者になるのか!と飽きれてしまう調子だったですが、こちらのみなさんはワルノリジョークをやったりもするけど、あれに比べればずっとまともな雰囲気だったです。こういうひとなら医者になってもいいよと思えるくらい。でもみんな死んじゃうわけですが。。。あー。

ところでヒロインを演じたアリソン・ラングは、さいきんMicrosoftがXBOXのゲームのプロモ用につくったドラマシリーズの『Bright Falls』に出てますが、これがテレビドラマ並に気合いの入ったつくりだそうで、すごく評判がいいですね。私はゲームのことよく知らないので未見なのですが、とてもいいらしいですよ。みなさんはもうご覧になりましたか。

よくわかんないけど、XBOXを持ってないと見れないってことかなあ。

ところで、下に画像ありますが、みっつめのふくよかなオバちゃんは監督のタミー・サットンさんです。ヒロイン役の女優さんではありませんから、おまちがえのないよう。

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原題: Sutures
別題: Autopsy II - Black Market Body Parts
制作年: 2009年
制作国: アメリカ
公開日: 2009年10月4日 (アメリカ) (Shriekfest Film Festival)
2010年7月20日 (アメリカ) (DVD)
imdb.com: imdb.com :: Sutures
監督
脚本/原案
出演
プロデュース
音楽
シネマトグラフィ
編集
キャスティング
プロダクション・デザイン
アートディレクション
衣装デザイン
視覚効果(Visual Effects)
特殊効果(Special Effects)
Makeup
謝辞

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