映画|エクスペリメント・イン・トーチャー|Experiment in Torture

6人のストリッパーが湖畔のコテージに来ないかと誘われた。そこでビデオ出演をするだけでひとり5000ドルもらえるという。金持ち男に「バカンスきぶんでくりゃーいい」なんていわれてみんなは大喜び。ワーイとその場所にいったらシリアルキラーが彼女たちを出迎えた。夜になって男の本性が露になる。相手は拷問マニアのサディスト変態サイコパスだった。殺し方がいちいち気持ち悪い。変な薬のせいでカラダ中が痒くなり、シャワーを浴びたら皮膚がボロボロと変色して狂う者あり、足にドリルをギュイーンと突き刺される者あり、カラダを切り刻まれて傷口の中にイモムシを入れられる者あり ... 等々。悪趣味でチープで下劣でクソまみれなB級ビョーキホラー。いったいなにがいいたくてこの映画をつくったんだろうかというシュールな疑問が観る者の脳裏を襲うだろう。カワイコちゃんなら許すといいいたいところだが、女性キャストはいかにも場末のストリッパーという風情で、ビキニ姿になるとセルライトと肌の荒れ具合がこれまたhorribleである。限りなくへんなもんを観たいってときにトライしますか？

"Experiment in Torture" はimdbにもクレジットされてなくて、公式サイトもないみたいだ。imdbの掲載基準というのをよく知らないのですがたいがいのモンは載ってますよね。インディーズなのだな。しょっちゅうカメラがブレて見にくかったです。画面ががちゃがちゃしてなにが起こったのかよくわかんなくて「あ、死んだの」みたいな。テレビドラマによくある手法で、いかにも報道映像っぽいかんじの手持ちのハンディカムで撮ったようなブレブレ映像が使われるときがあるけれど、きっとこれの場合はほんとにチープだったのだ。

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